久保建英を語る #13 2023/24ラ・リーガ第15節 オサスナ戦(A)
こんにちは。久保建英速報管理人です。
今回は今しがた行われたラ・リーガ第15節 オサスナ戦の久保建英選手(以後タケ)について語ります。
試合が終わって直ぐのテンションで書き上げました。最後まで見ていただけると嬉しいです。
試合結果
ゴール:サディク
アシスト:スベルディア
MoM:サディク
ソシエダ、アウェーの地で悔しいドロー。
CLから中2日で挑んだ今節。試合開始早々先制を許したものの、以降は攻め続け前半41分にはサディクが2試合連続のゴールで同点に。後半にもタケが右サイドからカットインしニアにシュートするなど惜しいシーンがありつつ、両者得点は生まれずドローに終わりました。
久保建英選手のスタッツ
今節スタメン出場したタケは、ゴールに迫るシーンを演出しつつパス成功率90%over、ドリブル成功率67%、地上デュエル勝利率67%と驚異のスタッツで今試合最高評価。ラ・リーガ公式のMoMはゴラッソを決めたサディクでしたが、試合を通して高いパフォーマンスを発揮していたのは間違いなくタケの方だったと感じました。
「緊張したらもったいない」タケが後輩に送った金言
今節の試合前、タケはJFA(日本サッカー協会)とアディダスの育成年代応援プロジェクト「DREAM ROAD」で来西した4人の後輩から大舞台に立つときのメンタルコントロールについて質問され、「あまり参考にならないかもしれないですね…」と前置きしつつ次のように答えました。
「サッカーのグラウンドに入ったら僕が一番上手いと思って常にプレーしているので。緊張はしないですね。もったいないので。例えば、僕が緊張しているかどうかはみんなから見たら分からないじゃないですか。だから、試合を見ている人からしたら、後から『あの時緊張していたんだよね』と言われても『いやいや、めちゃくちゃへたくそだったじゃん』と言われたらそれまでだと思うので。そう思われないためにも、僕は緊張したら損だなあと思って頑張っています」
タケのこういった考え方は、数多の苦難を乗り越えて来た経験、ラ・リーガで積み上げた実績から来る自信に裏付けられたものなのでしょう。サッカーだけでなく、あらゆる道に通じる金言だと思います。
悲報:サディク元に戻る
先日のCLザルツブルク戦でサディクのパフォーマンスが改善されているという内容の記事を書いたのですが…
今節ではそれが嘘の様に元に戻っていました。まず前提として、あのゴラッソは素晴らしかった。ただ、球離れの悪くソシエダの攻撃を停滞させてしまっていたり、首を振らないので視野が狭くパスコースが限定されている、など素人目に見ても課題が浮き彫りになっていました。Sofascoreでも、ゴールを決めた選手にしては低過ぎる6.6。評価の難しい選手だと思います。
それでも愛そう
色々言ってはいますが、私はサディクが好きです。今シーズン決めた2つのゴラッソはどちらも痺れましたし、彼の様な攻撃特化のロマン砲は時に試合を面白くしてくれます。
故に多くは求めません。とにかく結果。ゴールを決めて、決めて、決めまくってくれ!
最後に
勝ち切れなかったソシエダ、次節はビジャレアルとの対戦になります。対峙するのは、昨季ソシエダの前線を支えたスルロット。お礼参りのゴールを喰らいそう…。