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久保建英を語る #12 CLマッチデイ5 ザルツブルク戦(H)

 こんにちは。久保建英速報管理人です。

 今回は11月30日に行われたCLマッチデイ5 ザルツブルク戦の久保建英選手(以後タケ)について語ります。


試合結果

引用:Real Sociedad Fútbol公式X(https://twitter.com/RealSociedad)

 ソシエダCL初のスコアレスドロー。グループDの格付けは最終戦に持ち越し。

 タケ、バレネツィア、トラオレ、メリーノ等の主力を温存したスタメンで挑んだソシエダ。ボールを保持しながらも決定的なシーンを中々作り出せなかったですが、後半74分にタケとトラオレ、80分にサディクが入り一気に攻勢へ。得点は生まれませんでしたが、見ごたえのある試合になりました。

 グループ戦も残すところアウェーのインテル戦のみ。ソシエダは引き分け以上で1位突破が決まります

 この激アツ大一番は必見!精いっぱいの声援を選手達に送りましょう!


久保建英選手のスタッツ

 出場時間はアディッショナル含め20分ほどでしたが、その存在感と貢献度は見事なものでした。後述しますが、右サイドからボールを運んで相手のファールを誘い、得たFKのチャンスで見せた超絶シュートは垂涎もの。それ以外にも攻守に躍動していて、本当に違いを生み出せる選手なんだと改めて感じる20分でした。


決まればゴラッソ!レジェンドから受け継いだ超絶FK

 場面は後半のアディッショナルタイム。タケは右サイドから細かいタッチのドリブルでカットインし、相手のファールを受けました。絶好の位置でのFK。キッカーは勿論タケ。会場のボルテージも最高潮。僅かな助走から振り抜いた左脚の一閃は、ザルツブルクの高い壁を越え、ゴール左隅の枠内へ。

 これは決まった。

 誰もがそう思った次の瞬間、相手GKの手がボールを枠外へはじき出しました。アノエタに響き渡った歓声とため息。この日ソシエダが最も相手ゴールに迫った瞬間でした。

タケにFKの指導をした日本代表レジェンド

 タケの武器の一つである高精度FKは、元サッカー日本代表の中村俊輔選手から直接指導を受け体得したものだというのは有名な話。

↓過去の記事でもその経緯を詳しく語っています

 俊輔さんは度々タケの試合の実況解説を担当したり、激励のコメントを送るなど、今でも2人が良好な関係を築いているというのが伺えますね。


おまけ:サディクいいじゃない!

引用:Real Sociedad Fútbol公式X(https://twitter.com/RealSociedad)

 ラ・リーガの前節でスーペルゴラッソを決めたサディク。あのゴールは見事なものでしたが、球離れの悪さと視野の狭さは相変わらずで、個人的にイマイチ評価の難しい選手だと思っていました。

 ところがどっこい。今試合後半80分から投入されたサディクは、これまでと打って変わって空いたスペースにシンプルにパスを出したり、下がってボールを受けに行くなど随所で気の利いたプレーを見せてくれました。初ゴールを決めて精神的に落ち着けたのか、チームメイトやイマノル監督とコミュニケーションを重ねたのか、理由は本人のみぞ知るところかもしれませんが、これまでと違うサディクを見る事が出来て良かったです。

 頑張れサディク!


最後に

 さて、今年も残すところあとひと月となりましたが、ラ・リーガ、チャンピオンズリーグ、コパ・デル・レイはどんどん勢いを増していきます!寒さに負けず、皆で熱く盛り上がりましょう!

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