直島 真の暗闇 その3〜高知、愛媛、香川、岡山旅行 4日目
つぎの家プロジェクト作品は、はいしゃから10分ほど歩く。自転車を止める場所がなく歩きのみとなります。道中、あらゆるところにアートが散りばめられています
この後は、一回に入れる人数に制限がある事から予約が必要だった南寺へ。中は光るものを一切持ち込んではいけない。
始まりは闇。終わりは光。闇は今まで体験したことがあった暗闇とは違い、光が一切ない完全な闇。完全な闇の中では目が慣れることないんだな。皆の心臓の音が聞こえてくるのではと思うぐらいの静けさだが、繋だ息子の手から伝わってくる温度で、自分の存在を確認できる。
不思議な体験だった。
ブラックホールに近い場所から抜け出したわれわれは、地中美術館へ向かう。
写真ばかりでだいぶ飛ばしました。芸術作品は作者の思いを汲み取ることも大事だが、ここの作品は触れた人が思ったように解釈できる作品が多かった気がします。私は芸術に疎く、作品に対して受け身の姿勢で、うまく解釈できなかった。相手を知ることはエネルギーをつかうな。また時間をあけてきてみると違った見え方がするのだろう。何にしても貴重な体験ができてよかった。
同じ船で高松港へ戻り、目指すは岡山県倉敷市へ。この旅も残すところ1日。
つづく。