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新しいがいい。昔ながらがいい。どっちもいい。

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たまには流行りも掴んでいることをアピールしつつ、それとは全く真逆。いやむしろこの変わらない筋の通った味に日々積み重なり研ぎ澄まされていく味がこの店にはやっぱりある気がするな。

というわけで茅ヶ崎のうまいラーメン屋で絶対に外せない、最強の煮干しラーメンを出す「DAIKUMA」。ダイクマと言ったら、現在ヤマダ電機がある場所にあったディスカウントストアを思い出すな。小学生の頃、イトーヨーカドーとダイクマは週末の楽しみの一つで、よく親に連れてもらったな。オモチャ売場、ガチャガチャ、屋上遊園地、ゲームコーナーと子供心を擽る場所が詰まっていた。この「DAIKUMA」のラーメンもしっかりと煮干しの香りがあるが、特有のエグ味が全くないすっきりした口当たりの良いスープ。そのスープに計算されたように組み込まれた小麦の香りのする麺、さらに間を縫うようにシャキッとした食感をカイワレ、紫玉ねぎで演出し、程よくローストされたジュシーなチャーシューがいるので、どこに箸を入れるかで色んな味わいが楽しめる、まさにワクワク楽しくなるラーメンなのだ。
しかし今回はそんな煮干しラーメンを我慢して、初の混ぜそばをチョイスしました。

混ぜそばは太麺のイメージだが、ここはラーメンの素材をそのまま混ぜそばにしているイメージ。細麺一本一本がタンパク質通しでくっつかないようにしっかり油分でコーティングされていて、ツルッと入ってくるが全く脂っこくない。味付けもしっかり煮干しの香りがして美味しい。そして混ぜそばの楽しみである味変だが、卓上には胡椒、一味、お酢とシンプルな調味料のみが置いてある。混ぜそばの味変についてはテーブルにお酢と一味で味変を楽しんでくださいとだけ書いてある。
仰せの通り味変。普段はお酢は味の変わり方がエグくなることがあるので、書けないのだが、この店の流儀なら信用できるということで、お酢2回しと一味を全体にふりかけ食してみる。

すごい。

あんた天才だよ。

煮干しを極めるとはこういう事だろうな。
AIとロボットで近いものは作れるようになるのかもしれないが、この店主の繊細さまでは表現出来ないだろうな。

先端技術の良さ、人の良さどちらもあるからこの世界は面白いんだな。

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