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サードインパクト in HACHIJO island file.5


多分人生初めての「くさや」を体験し、口の中にさまざまな味の余韻が残る。これでやり残したことは、、、ある。私が八丈島を旅のフィールドに選んだ最初の理由。それは八丈ブルーでも、ヘゴでも、島寿司でも、明日葉でも、くさやでもない。自生する「光るキノコ」をみたいからだ。世界で102種類。日本で14種類。内八丈島では「ヤコウタケ」、「エナシラッシタケ」、「シイノトモシビタケ」、「ギンガタケ」、「スズメタケ」、「アミヒカリタケ」、未記載種の「アリノトモシビタケ」の7種類ということで、日本一光るキノコの種類が多い場所なのです。八丈島観光を選んだ時も最初に確認したのは、光るキノコツアーがあるかどうかを八丈島観光協会に確認しました。どうやら光るキノコは六月の雨が降り注いだ翌日からもって二日間しか姿を現さないことから、安定してツアーが行えない事もあり、コロナをキッカケにやらなくなってしまったという大変残念なお話しでした。しかも8月はほとんど見ることが出来ないとのこと、、、ただ八丈植物公園のビロウヤシやフェニックス・ロベレニーが生い茂る一角にスプリンクラーで意図的に雨を降らせそこに光るキノコの菌床を付けることで自生の手助けをしているポイントがあります。

先日ケースで育てられたものを見て、自分の心を誤魔化していたが、やはり木に生えたものがどうしても見たい、、、先日、ホタル水路が暗すぎて歩くのは危険と判断し勇気ある撤退をしたばかりだったので、正直呆れ顔の妻だったが、運転手の言うことは絶対という事で、急遽私の我儘に3人を巻き込み八丈植物公園へ。
夜の公園を写真撮り忘れたが、ホタル水路と違いある程度街灯があったので、携帯のライトプラスして進むことが可能でした。
ただ、肝心な光るキノコが見れるスポットは一切街灯なし。めちゃめちゃ真っ暗で怖かったが、ここまで来ると、見たい欲求の方が強くなるのが我々の強み。携帯のライト便りにスポットまで足を運ぶ。この瞬間は藤岡弘探検隊にも負けないぐらい強い意志を持って足を進めていたと思う。あたり一面の木を探すが見つからない。やっぱりダメかと思ったその時娘から「携帯のライト消そうよ!」子供達が怖がるかと思ってつけていたライトだったが、もはや見たい欲求が最高潮の子供達に怖いものなし。ライトを消してあたりを見回したら、、、

いた!!ビロウヤシの幹に確かに生える、ヤコウタケ。でもこの位置のはきっと園の管理人さんが意図的につけた菌床だろうな、、、と思って下を見たら。

根元にも生えとるじゃないですか!!いい画質で取れなかったですが、良く見ると小さいのがポツポツと生えてる。これは1番見たいあれも見れるかも、、、枯れて地面に落ちたビロウヤシの葉っぱや幹をひっくり返したら、、、直径1ミリぐらいで写真ではほとんど確認できなかったので、撮るのを諦めたが、エナシラッシタケらしきものも発見。

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現地の人達にはまず見れないって言われていたから迷ったが、本当諦めないでよかったーー夜9時近い真っ暗な公園でテンション最高潮の4人。大満足でホテルの帰路へ。

お風呂に入った後、なぜか部屋に迷いガニ。乙千代ヶ浜からついてきてしまってのかってことはないよな 笑

後、獲物を狙うヤモリさん。

子供達を寝かしつけというより、布団に入った瞬間イビキが聞こえてくるぐらいおつかれ。たくさん遊んだもんね。

我々も最後の晩餐。
うん!これはまずい!何から何まで上手くはいかない。それもまたよし!

☆3日目の工程振り返り☆

1、ブーランジェリー(パン屋)
2、南原千畳敷
3、乙千代ヶ浜海水浴場
4、末吉温泉 みはらしの湯
5、藍ヶ江水産 工場内 『地魚干物食堂』
6、八丈植物公園

さぁ、次が最終章、、、続く

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