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継続を迷っていた私が東大みかん愛好会の代表になった話


クリスマスのアドベントカレンダーを作成する時期が再びやってきました。
早いな、もう一年たつのね。これは去年書いた記事

変わらず愛好会員もみかんも大好き💛

去年より後輩と関わる機会が増えました。
「共同代表」の役職についていますが、後輩たちは変わらず親しく接してくれて本当にうれしいです。私を「まなみん」呼びしてくれる人もいたりして

「知らない人ばかりで怖い」「会話に入れずなんだか楽しくない」と過去の私のように活動参加にハードルを感じる人の支えになることを目標に、積極的に愛好会員とコミュニケーションをとることを心がけた結果かもしれません。

そうなんです!
今でこそ愛好会が大好きで、好きが高じて共同代表に推薦されましたが、なにも最初から相性抜群だったわけではないんです!!

今回は私の経験をお伝えしながら、まだ居場所を見つけられていなくてもきっと今後見つかるよ、それが東大みかん愛好会だったら嬉しいな🍊という話をします。
目次を付けておきますので、気になるところだけでも読んでみてください。(内容の濃さはともかく、文字数が多くなる予感があります)


愛好会経歴

2022年春:入会後、即幽霊

まずは2022年の春、私が大学生1年生の時の話から。

私は山口県から上京し、女子大に通うことになりました。(東大のサークルの代表は東大生だと単純に思われがちですが、インカレサークルなのでインカレ生も代表になれます。いい話)
大学とは違うコミュニティにも身を置いていたいな、せっかく上京したし楽しい経験したいな、の二点の動機でサークル探しを始めます。内容やクオリティーの問題で学内のサークルではなく、他大学のサークルに所属することに決めました。
姉が通っていたことから情報の仕入れやすい早稲田のサークルに焦点をあて、早稲田の情報誌マイルストーンをめくる日々。

そんな中、「いい人ばっかりやから入っとき!」と強く勧められたサークルがありました。

2022年4月7日 会員の性質が変わってなさすぎる

そう、それが東大みかん愛好会。 
早稲田のサークルではありませんが、姉はOGで4期生でした。

新歓イベントの説明会とボードゲームに参加しましたが、私は人見知りを発動し全く面白く楽しめなかったことを覚えています。地元では受験するだけで名前が広まっていた、あの東大の学生が沢山いるんだと自己紹介で慄いたことも。

それでも姉の勧めによりとりあえず入会します。(地元のガードレールがみかん色でみかんに馴染みがあったり、身近な物で語れるものが欲しかった背景もあります。)

当時は初めてのバイトが楽しく遠距離恋愛中でお金が必要だったこともあり、1年生の間は一度も活動に参加していません。

2023年冬:そのまま退会か… 心に残る二人の恩人

そして2023年の冬、退会の時期かと思われました。
新歓以来活動に参加していないんですから。

「みかん愛好会、そういえば入ってたかも。まあ継続はせんな。」と本気で思っていました。
ここで辞めていたら私の大学生活はこんなにも華やぐことはなかったと断言できます…

ところが!私を継続へと導く恩人がここで二人登場するのです!!


🍊一人目🍊   一歩足を踏み出してみた
今後の選択をするにはまず情報を集めなきゃ、最後に活動に参加してから決めたほうがいいよ」と山手線に乗車中、私に教えた人。
この人は姉の友人で、6歳年上のみかんOBです。エスニックを食べたりジャックオランタンを作ったり、姉との遊びに私も交えてくれてくれる楽しいお兄さん。
退会の心はほぼ固まっていましたが、いつもお世話になっている人の納得できる説教は無碍にしてはいけないと思いました。

そんなタイミングで開催された、愛好会員にも会える・収入も得られるイベント!!旬彩館でみかんを売る二日間!
好都合すぎます。こんなの行くしかありません!
(この時点のみかん知識は皆無なので、旬彩館に求められた人材ではない)

🍊二人目🍊   旬彩館で会った会員をなんだか気に入ってしまった
「こんな人が集まるサークルなら継続したいかも~」と私が勝手に思ってしまった人。実はこの人は共同代表相手だったりする。不思議な縁~~
二日とも顔を合わせ、まじめな好青年に見えた。まさに姉が紹介してたタイプの人(上記写真参照)だと思った。
アルバイトで他にもみかんに詳しい先輩(みかんソムリエだった)にもお会いしていたから、きっとこの同期もみかんに詳しいのだろうと。
一応伝えておきますと、ここに恋愛感情はありません。遠距離中の彼氏と仲良く続いていたのですから。笑

完全なるターニングポイントで、一人とした車内の会話も二人目を前に継続!と思った瞬間もよく覚えています。


この間のスケジュール

~1/12:参加促され日 (具体的な日付は不明だが旬彩館応募日が1/12)
2/19:継続決心   (2/19~2/20旬彩館のバイト)
2/28:枝(運営メンバー)になる決心
3/21~3/31 継続フォーム送信

2023年継続にまつわるスケジュール


2023年春~:新参者が運営メンバーになってみる(掛け持ち)


そして2023年の春!ついに活動に参加し始めます!!✨

継続したい!と思ってから運営になる決断までが早すぎ。
よくわからないまま、広報の枝と合宿の枝とマーマレード班班長になりました。
※枝とは運営リーダー(幹)の下で仕事をするサポート隊のこと

広報の枝

何も知らなくてもできそうな仕事だと、一番引継ぎ内容が浅く未確定な部分の多かった柑吉のX(旧 Twitter)運用を希望します。


「好きなように運営して!君が柑吉だ!!」と言われたので迷走しつつ投稿することに。
当時の柑吉はみかん知識を投稿する熊でした。みかん知識が皆無な私はその継続が難しいと判断し、柑吉に人格(熊格)を与えることにします。キャラクターになりきることはできるだろうと。

2023/04/25~2024/05/18 七松担当期間

これに当たり企業のキャラクターアカウントの研究をしました。方法は、ひたすら投稿を見ることと企業アカウントの考察サイトを読むこと。素人目から、個性・フォロワーとのコミュニケーションの二点が大切だと理解しました。 
そこから、質問箱の設置・エチレンガス占い・普段の活動報告などなど…を始めます。

などなど、と誤魔化しましたが、役割から離れた今、冷静に見返すとあれは暴走!!!申し訳ありません。
報告・反省・改善点を引き継ぎ書にまとめて先輩に提出したけれど、それはドライブには見当たりませんでした。現在行方不明かも。


合宿の枝

実は枝の仕事内容について第三希望まで申請することができました。上記の通り第一志望は広報だったのですが、軽い気持ちで第二希望に合宿を選択しています。

合宿の枝を希望した人は私だけ…!

こんな訳で合宿の枝も兼任することになりました。
スピード感を持って愛好会にコミットしていきます。

一番最初の仕事は新歓合宿(6/10.11)の行先決めでした。大役!!!
遠距離恋愛中だった地理オタクの力を存分に借りながら、新入生は富士山の見える場所でみかんが食べたいのだと想定して山中湖周辺に決めました。

しかし、それ以降は内務や「バーチャルガイド」の方々がすごく頑張ってくれていたので、合宿の枝がしたことは名札作りとBBQ前の乾杯の挨拶だけだったと記憶しています。
名札づくりにあたって名簿を長時間見ていたので、参加者の名前が沢山頭に入って嬉しかった。

時を同じくしてベリーダンスサークルに兼ねて所属します。
私の居場所が増えてきました。
(この時期に遠距離恋愛の彼と別れています。何度か話に登場していたのでご報告まで…)


夏合宿(9/22~9/24)も企画しました。

新歓合宿運営経験したでしょ、と運営リーダーを任されます。(夏合宿の一週間前に帰ってくるスケジュールで一週間のエジプト旅行に出てしまったので、その間は同期にリーダー代理をお願いしました)
同期と日の出散歩をした思い出。三ヶ日でみかんの苗を植え、β-クリプトキサンチンの講義を聞いたり消費拡大を目標とした意見交換をしたりして中日新聞の記事になったね

2023年9月23日刊行 中日新聞 P13

この合宿運営中一番困ったのが、誰が何度収支を確認しても説明のつかない3,700円の余剰が出てしまったこと。あれは何だったのだろう…

それぞれ細かな反省はありますが、合宿は楽しい!!!
準備は毎回大変で心が折れそうになるけれど、合宿中の会員の楽しそうな顔を見ればその苦労を忘れるタイプなので合宿が好きです。毎回寝ずに遊び続けるのも非日常を感じて楽しい


そしてマーマレード班の班長もやりました。
愛媛県のマーマレード職人さんにご協力いただき、柚子マーマレードを作りました。
愛媛のキッチンと東京のキッチンをZoomでつなぎ、包丁の持ち方と立ち方から教わりました。完成したマーマレードは今まで食べた中で一番の味でした。

職人さんのマーマレード 美しい

職人さんが東京に出張販売をしに来るタイミングで連絡をくださるので何度かご挨拶にも行きました。
Citrus-Lineのマーマレードは食材の味が凝縮されていて、どれも本当においしいのでお勧め。


あとは、お花見を二回開催しましたね🌸
折角咲いてるんだから、昼も夜も見なきゃ!!と二回。
合計30人くらい参加してくれた。桜は綺麗だったし、メンバーのために大きなレジャーシートを広げて待つ時間も何気に楽しかったです。

のび~ 場所取り中 夜まで待機です


2023年度にリーダーをやったのはこれくらいか。
あとは、新歓や学園祭など企画班活動にふわふわ参加していました。


2023年冬:まさか共同代表に推薦される

びーーーっくり

「来年もこのサークルに居場所があるといいな。なにか役職を持てば明確なものになるかも…  と、なると、合宿の幹だ!」と思っていました。
※幹とは運営リーダー(幹部)のこと

それがお話を頂けたのは共同代表だった。
先代の共同代表に「任せたい」と思っていただけたことを大切に引き受けることを決めたけど、「なんでこんな奴が」と思う会員が大多数だろう最初は不安でした。
強いリーダーシップが取れるわけでもなければ東大生でもないし

でも共同代表相手を始めとする沢山の方々に助けられながら私なりに努め、あっという間に執行代も終わりが見えてきました。

結局伝えたかったこと

私の愛好会経歴を書き出してみました。
読者の皆さんは、「こんな奴が代表だったのか…」と少し不安に思っているかも。笑
等身大の私をここで表現しておくことで、愛好会員にカジュアルに接してもらうことが出来るなら私は構いません。

つまり東大みかん愛好会は、こんな素っ頓狂な私も受け入れてくれる、仲間が支えてくれる、そんな懐の深いサークルだということです。
私は東大みかん愛好会という居場所を願い、運よく手にしました。東大みかん愛好会に所属していたことで、外部団体(KOMAD、IMOPROJECT、むら塾etc…)の皆さんとも交流し、新たな輪を広げることができました。
この経験は私の人生において何にも代えがたい財産だと思っています。

もし今、過去の私のように参加に踏み切れない会員がいるとしたら、ぜひ一度顔を出しに来てください。
知らない人ばかりで不安だったら、なんとなく私が傍にいて「知ってる人」になります。やりたいことがあるなら、それが実現できるよう一緒に企画を考えます。

最後になりましたが、まだ見ぬ愛好会員にも、いつもお世話になっている愛好会員にも柑謝と大きな愛を送ります。

そして、ここまで読んでくれてありがとうーーーーーーーーー!!!!!


アイコンは自作のアイシングクッキー

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今回は、今年の二月に作ったレモンのアイシングクッキーの写真。この時がアイシング初挑戦で、絵柄に迷った私はSlackアイコンと会員のLINEアイコンを描きました。もっとあったかも。
でもこれは私の気持ちかも♡


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