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精神的負担を軽減する方法

今回は精神的負担を減らす手段の1つとして”変えられるもの・変えられないもの”を考えていきたいと思います。日常生活を送る中で、我々は多かれ少なかれ考え事や悩み事を抱えてしまいます。これらがあまりにも大きくなると、精神的疲労に加えて不安にも襲われてしまい、日常生活に支障が生じます。考えるという行為は、失敗を未然に防いだり、より良い成果を生み出したりするためには大切なことですが、心に負担がのしかかってしまっては苦しくなります。そこで、考えることで ”変えられるもの・変えられないもの”に注目する必要があると思いました。

”変えられないもの” はいくら考えても状況が良くならないことなので考える必要はありません。対照的に、”変えられるもの”に力を注ぐことにより、状況は変化し自分の未来を切り開くことができます。
このように、考えるという行為を適切に行うことで、精神的負担を減らしつつより良い未来を切り開いていけると思いました。

実際、自分も余計なことまで考えすぎてしまい精神的負担が大きくなる時が多々あります。一緒に改善していきましょう。

今回は以下の流れで記事を書きました。




過去(不変) ↔ 未来(可変)

1つ目の変えられないものは”過去”です。
過去は過ぎ去ってしまった時間であるため、取り戻すことも変えることもできません。しかし、それがわかっていても過去にしがみついてしまうことはよく起きます。特に印象に残っているのは、”失敗した出来事”、”他人から受けた嫌な出来事”、”後悔する出来事”などです。これらの出来事は精神的にダメージを受けるため、何とかしてやり直したいと考えてしまいます。このように考えることは自然な感情のように思います。
(悔しい気持ち、見返したい気持ち、…)

大切なことは、これらの気持ちに向き合うことです。先ほども申し上げたように過去の出来事は変えることができません。それでも、自分の気持ちに向き合うことで、過去の出来事に対する捉え方を変えることはできます。そして、"上手くいかなかったこと・嫌な出来事" を挽回、あるいは見返すために努力することはできます。そして、その結果これまでの過去とは違う未来を掴むことにつながると信じています。

つまり、”過去”とは対照的に”未来”は変えることができるのです。

そのためには、現在を真剣に取り組むことが鍵を握ります。その際、過去の上手くいかなかったこと、悔しかったこと、そこから学んだことを活かすことが大切に思います。過去にしがみついていても状況は変化しません。しかし、過去の嫌な出来事など、全ての出来事は自分の糧になっています。その糧を用いてより良い未来を築き上げていきましょう。

【お気に入りのフレーズ】
挑戦に失敗はない
挑戦しないことが失敗である
全ての挑戦は自分の糧になる(上手くいかなかったことも)


他人からの評価(不変) ↔ 自分自身の考え方(可変)

続いて、変えられないものとして"他人からの評価”が挙げられます。
我々が過ごす日常生活には人間関係が付き物です。そんな切っても切れない人間関係に誰しも悩んでしまうことはあります。その原因は様々ですが1つとして、自分が相手からどう思われているのか不安に感じることです。相手の表情や態度などから”自分の言動がまずかったかな~”と考えてしまうこともあります。しかし、相手の考え・感じていることを正確に読み取ることはできませんし、変えることもできません。したがって、相手からどう思われているのかを考えても何も状況が変わりません。
そこで注目すべきことは、相手ではなく自分自身です。

【よく耳にする言葉】
他人を変えることはできない、変えられるのは自分だけ

つまり、相手は変えられなくても”自分自身の考え方”は変えることができるのです。そのためには、自分の本心に目を向けて、自分が何をしたいのか、どうありたいのかを確かめる必要があります。よく他人の目を気にする人は、自分よりも他人を優先する傾向があります。しかし、人はみな自分の人生を生きています。したがって、生きていく上ではまず、自分自身を大切にしてあげることが基盤になってきます。

【(自分自身への問いかけ) ⇒ (改善策)の例】
本当にやりたいことは何か ⇒ 自分のやりたいことを行動にしてみる
みんなから好かれようとしていないか ⇒ 自分に合う人を見つける
無理に相手に合わせようとしていないか ⇒ 苦手な人とは距離を置く
精神に負担がかかっていないか ⇒ 一人の時間・休息時間を確保する

また、生きづらさを感じる思考を変えることで心が楽になることもあります。

【生きづらさを感じる思考の例】
・マイナス思考
(良いことを無視して、何でも悪い出来事にすり替えてしまう)

・すべき思考
(何かをやろうとする時、~すべき、~すべきでないと考える固まった思考)

・結論の飛躍
(特に確かな理由もないのに、深読みや先読みをして、悲観的・否定的な結論
を出してしまう)

これらの思考は、生きる上で障壁になり得ます。これを改善するためには、自分の思考の癖に向き合い、”現実離れした考えをしてないか、自分の首を絞めていないか、精神的に負担がかかっていないか”など気が付くことが大切です。そして、その思考を改善するよう日常生活でアクションすることにより、生きづらさの緩和につながると思います。少しずつ、アクションしていけるように一緒に頑張りましょう。
(自分も現在生きづらさを感じていますので…)


余分なものを切り離し、心を楽にする

この記事では”変えられるもの・変えられないもの”の一部について取り上げました。これらは真逆ではありますが、表裏一体の関係にあるように感じます。日常生活を送る中で冷静に考える時間を取り、何が変えられるのかを見極めて生きていけるようになると、今よりも充実した人生を送れると思いました。そして考えても状況が変わらないものを切り離すことにより、自分の心を楽にすることができ、今までよりも生きやすくなります。

そのためには、自分自身としっかり向き合い、無意識に考えていること、そこから生まれる感情などに気が付いてあげることが第一だと思います。

色々な考えを書かせて頂きました。文章に書いてみたのですが、自分自身も行動できているわけではありません。
(頭で考えることと、実行することは別なものでして…)
少しずつ考えていることを行動に移し、もっと気分が楽に生きていきたいです。今回の文章が誰かの役に立てるといいです。一緒に頑張っていきましょう。

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