📕2021.03.20　竹風太の料理日記（昼）

　竹風太の料理日記は夕食専門なのだが、いつもと異なり、ちょっと手間のかかるものを作ったのと、少し時間があったことが重なり、昼食の料理日記もアップすることにした。

🐔🥚親子丼

＜材料・調味料＞4人分
鶏むね肉（350ｇ）、卵（中4個）、玉ねぎ（中1/2個）、蒲鉾（1本）、冷凍インゲン（30ｇ）、シイタケ（小4枚）
カツオ顆粒ダシ（小さじ３）、昆布茶（小さじ１）、砂糖（大さじ２）、みりん（大さじ１）、薄口しょう油（大さじ２）、麺つゆ（適量）

　蒲鉾は、消費期限が切れかけていたので、1本丸ごと使ったが、バランス的には、1/2本でいいと思う。
　味の調整用に麺つゆを使う。味は家庭によって好みが違うので、このレシピを基本に「我が家用」に調整してほしい。

＜調理＞
✅１．鶏むね肉を縦3つに切り、それぞれを3ミリ程度のそぎ切りにする。
✅２．玉ねぎは半分を縦二つに切り、2ミリ程度の薄切りにする。
✅３．かまぼこは縦に二つに切り、2ミリ程度の薄切りにする。
✅４．いんげんは、適当な大きさの斜め切りに。
✅５．シイタケは2ミリ程度の薄切りに。
✅６．底が浅く広い鍋に、水を８００ｃｃ～１０００ｃｃ入れ、調味料を投入。強火で加熱。
✅７．沸騰したらインゲン以外の材料を投入。中火にし、アクを取りながら、５分程度煮る。インゲンを投入。
✅８．５分煮たら味を見て、足りなければ麺つゆを加える。
✅９．溶き卵を鍋にまんべんなく回し入れる。鍋の周りがフツフツしてきたら、蓋をして出来上がり。

　鶏むね肉の代わりにもも肉を使ってもいい。この料理にはもも肉の方が合っていると思うが、たまたま冷凍庫になかったので、胸肉にした。

　我が家は歯の悪い年寄りがいるので、3ミリのそぎ切りという、究極の薄切りにしたが、通常は1センチ角以上のさいの目切りの方が、肉本来の味を味わえる。

　我が家では一人ずつ作っている時間的余裕がないい。しかし、一人ひとり好みだけはしっかり持っていて、ある年寄りは、半熟のように生っぽい卵が嫌いなので、完全に固まったハードボイルドな親子丼がお望みだ。また、ある若者は、TKG（卵かけご飯）であるかのように、生っぽい親子丼を希望している。
　仕方ないので、たどり着いた形は、浅く面積の広い鍋で親子丼を作る方法だ。それは、非常に単純な方法で、溶き卵をまんべんなく回し入れた後、まだ卵が固まらない内に、火を止め、ふたを閉めるだけだ。
　そうすると、運が良いと、広い面積の中、卵が固まった部分と、卵が半熟の部分ができるので、好みに合わせた部分をすくい取って盛り付けるのだ。
　しかし、時には失敗することもあり、全部がハードボイルドになってしまう。残念ながら、反応は可逆的ではない。

🦉以上

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