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キーボードの違い:パンタグラフとメカニカル

初めてパンタグラフを使ったのっていつかなってぼんやりと考えてて
95がノートで、MeまでCPUやハードディスクを交換して使ってたので、多分メンブレンです
XPの1台目はメンブレンなので、多分2台目からだった気がするので、かれこれ20年ですか
当初はメンブレンが主体でパンタグラフは今みたいに安くはなかったんですけど、一度使ってしまうとメンブレンには戻れないくらいの衝撃でした

キーの下に敷かれている圧力感知なのかな?のスイッチをキーが押して反応するって意味ではメンブレンもパンタグラフも同じで、スイッチが繋がってるのでひとつ壊れたら交換です

メンブレンとパンタグラフの違いはキーの構造で、メンブレンはスプリングと支えるのがラバーカップなのに対して、パンタグラフは電車のパンタグラフと同じ形をしています
なので、メンブレンは打鍵感がグニュッとしてて疲れない代わりにはっきりしないんです
対してパンタグラフはマイクロソフトやロジクールの様な高級なもの(当時で万超えてました)を除くと、スペースなどの幅があるキーは若干のぐらつきがありました
これは今でも基本的には変わらないので、高いやつってそれだけのことがあって、スタビライザーとか入ってるのかもです

でですねぇ、パンタグラフって意外と打ち心地は悪くないんです
僕が慣れてるからかも知れないんですが、カチッとしながらも軽い
欠点としてはフルストロークで打つ人にとっては衝撃が大きいんで疲れやすいかも

あと、全体的にストロークが短いのも好みでした
フルサイズで今使ってるLofree FLOWと同じくらい、ミニサイズではもっとストロークが短いので、FLOWを買った時の記事を見ていただくとわかるんですが、かなりの衝撃を受けました

トップに写ってるのは折りたたみできる60%の物なんですが、いかにストロークが短いのかわかって頂けるのではないかと
並べて撮ったのがこれです


下のキーボード全体よりもキーの厚みがあるのが分かると思います
もちろん、厚み=ストロークではありませんが、厚み以上にストロークはしないので、パンタグラフがいかに短いストロークでも動くのかはわかると思います

長所としてはショートストローク化が可能で、小型軽量、場合によっては画像のように折りたたみモデルもあるレベル
なんと言っても安価でも使い勝手がいい物が多い

短所はもう書いちゃいましたが、修理やカスタマイズができない
スペースなどの大きなキーにスタビライザーなどを備えているものはメカニカルと同じくらいの価格になる
使ったことは無いんですが、ロジクールのMXがパンタグラフのシリーズでもメカニカルのシリーズとさほど変わらない価格なのを見てもらえれば分かると思います

ちなみに、メンブレンやパンタグラフで修理のできた例外が、古いノート
キーボードだけ外せたんです
修理というより交換かな
で、ここを外すと中身にアクセスできたんで、メモリやHDDやCPUの交換が楽でしたが、同等の固定された物に比べて大きく重くなるので消えましたねぇ

と、パンタグラフについて長々と書きましたが、これらの全てにおいて逆なのがメカニカルです

今使ってるFLOWって総ストロークが2.8mm前後、作動ストロークが1.6mm前と、数値だけ見ると十分に短いように思えるんですが、短めのストロークのパンタグラフ使ってる人にはかなり深いストロークに感じると思います
僕も使ってみてびっくりしましたもん

大まかに言ってなんですが、フルサイズのパンタグラフでちょっと深めのストロークだとこんな感じです

今更なんですが、今まで使っていたパンタグラフのストロークを調べたら、1.5mmだそうで
パンタグラフの場合は総ストローク=作動ストロークなんで、作動ストロークに関しては同じ、と……言っちゃってもいいのかな

それぞれのキーボードの構造の特性とか理解して買うとタイピングがより楽しくなると思います
僕の場合は最初やはりストロークに違和感ありまくりだったんですが、なれたらかなり打ちやすいし疲れません
なによりパンタグラフで感じていたキーのブレがないのが気持ちいいです

ところで、メカニカルでこれよりもストロークの短いものってあるんでしょうかねぇ


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