百貨店の店長からプライバシーテックの会社のコーポレートに「異世界転職」した件
初めまして!株式会社Acompanyのコーポレートチームに所属しております。
すえたけと申します。
この記事は、Acompany5周年アドベントカレンダー13日目の記事となります。
去年の9月にアルバイトとして入社し、今年の4月から正社員になりました。
普段はモブキャラ(?)の私ですが入社エントリということで、入社前から入社後のことを主人公になった気分で書いていこうと思います!笑
子供の頃の夢はデザイナーでした
子供の頃から何か物を作ったりアイデアを考えたりすることが好きで、将来の夢は『デザイナー』でした。高校もデザイン科のあるところに通い、大学も芸大でデザインの勉強をしました。
大学卒業後、私が選んだ道は『接客業』でした!(両親もびっくり)
なぜ接客業をやることになったのか?
大学生の時に某、緑のエプロンを着た店員さんたちが呪文を唱えるカフェでアルバイトをしていました。それがきっかけで『接客業』というものの楽しさを知りました。カフェを辞めてからも雑貨屋や旅行グッズ専門店など接客のバイトを掛け持ちしてしまうくらい接客業が楽しくて、いつからか”人生で一番やりたいこと”になっていました。
百貨店で働くことに
大学4年生の春に接客業の道に進むと決めました。
当時伝統工芸品に興味があり、伝統工芸に関われ、接客ができる中川政七商店を受けることにしました。
私が配属になったのは、某名古屋駅直結のバラで有名な百貨店でした。
百貨店で働くのは初で、最初はかなりきつかったです(笑)
お客様ファーストが当たり前なところや、豊富な商品知識、言葉遣いから立ち姿勢、所作、包装の美しさ…など販売員に求められるものはかなりハードでした。
でもその分、お客様との信頼関係が出来やすく顧客様がたくさんできました。
お客様との『友達でもなく職場の仲間でもないけれど、他人ではない。お互い信頼関係があるけれど、あくまでも売る買うの関係性』という不思議な距離感に特別な価値を感じ、私は更に接客業に沼ってしまいました。
たまにクレーム対応をすることもありましたが、最終的に顧客様になってもらうくらいにスキルは極まり、「接客業は天職かもしれない!」と自信も持っていました。
店長になった
百貨店の販売員として働き始め2年が経ち、当時の店長が異動になってしまうことをきっかけに、その後を継ぐ形で店長になりました。
店長の人生がスタートし、本当に毎日が戦いでした。
予算管理、売上管理、売上戦略、商品の発注、在庫管理、商品のディスプレイ作成、スタッフのマネジメント・評価、百貨店側とのコミュニケーション、顧客管理・客注管理・・・などタスクは山積み。
お店は生き物なので自分でコントロールすることができません。
死ぬほどやることがあるのに、お店が混んで接客対応に時間を使い、全然タスクが終わらない…それが日常でした。
タスクに追われ、大好きだった接客の時間も「早く終わらせて作業したい…」と思うようになってしまいました。
その中でも一番大変だったのはチームマネジメントでした。
いろんな働き方のスタッフが7人いたので、それをまとめるのは大変でした。チーム内で戦が起きた時は、当事者じゃなくてもチームのために鎮めるのが店長の仕事です。
多分これで5年くらい寿命が縮んだと思います!笑(今となってはとてもいい経験だったと思います)
『働くこと』について真剣に考えた
きっかけは「仕事辞めたいな〜」と思い始めたことです。
世の中にはたくさんの会社があって、今の仕事よりも楽だったり、稼げる仕事もあるのに自分はなぜこの会社・仕事を選んでいるのか?
なぜ働くのか?働いて何をしたいのか?と『働くこと』について真剣に考えることにしました。
スターバックスではよく”私たちがここにいる理由”を考える機会がありました。
やりたかったことが全然できていないことに気づき、自分がどうやったら接客をできる時間を作れるか考えました。また、スタッフのみんなにも「実は接客がしたい」と話しました。
そして、自分と同じようにスタッフのみんなにも今の環境で働くことを選んでいる理由があることを知り、一人一人の考えを聞く時間を作りました。
当たり前のことかもしれませんが、『働くこと』に対する価値観や考え方は人によって大きく違うことに気づきました。
「みんなの考えを尊重できるようにしよう!」そう決めてから初めて店長をやれてると思えました。
その後はプレイヤー兼店長として楽しく働くことができ、「接客はもう満足!」と思えたので中川政七商店を退職しました。
Acompanyとの出会い
退職後は、web広告の営業をやったり、オーダー枕の職人みたいなことをやってみたり、色々なことをやってみましたが『自分がやりたい仕事』を見つけることができませんでした。
ある日、大学の友人のありさん(現在インハウスデザイナー)と遊ぶことになり、たまたまAcompanyの話を聞いたことが出会いでした。
「今、業務委託で関わってるAcompanyっていう会社があって、正社員で働いてもいいなと思ってる。」
そのありさんの言葉にかなり興味を持ちました。
当時、フリーランスのデザイナーとして頑張っている彼女を知っていたからこそ、そんな彼女が正社員になってもいいと思うと言うことはきっとすごくいい会社なんだろうなと思いました。
すぐにAcompanyについてググりました。
カルチャーデックの”会社が人を選ぶのではなく、人が会社を選ぶ。”という言葉が『働くこと』について考えていたからこそブッ刺さりました。
接客業しかやってこなかった私が、プライバシーテックの会社で何の役に立てるかわかりませんでしたが、「Acompanyでなら働くことの意味をしっかり持って目標に向かっていけそう!」そう思いました。
Acompanyで働いてみて
ひとことで言うと、「働きやすい!」です。入社したみなさん言ってると思います!!
”会社が人を選ぶのではく、人が会社を選ぶ。”に相応しい会社だなと感じます。
私が特に働いていて思うことは次の2つです。
仕事もプライベートも妥協しない
私の経験上、『自分のために働く』か『会社のために働く』どちらかの人が多く、私自身も偏っているところがあったと思います。(仕事のために人生の楽しみであるオタ活を諦めるなど泣)
Acompanyは、この両方のバランスが取れてるメンバーばかりだなと感じます。
それができる会社なのもすごいなと思います。
まさにアカンガードレールの”ORではなくANDを模索する”を体現していると思います。
代表の高橋さんがポケモンに真剣なものすごくいいなと思っています(笑)
働く意味をしっかり持っている
「何となくAcompanyで働きたいと思って入社した。」と言う人は多分いないんじゃないかと思うくらい
みなさんが『Acompanyでやりたいこと』と『人生でやりたいこと』をしっかり持っていると思います。
そういうメンバーが集まっているからこそ、多様性が求められますがそこもカバーしてくれる会社だと思います。
みなさんの働くことについての話が聞けるアカントピックはおすすめです!(すえたけはヘビーリスナー)
最後に
接客業しかやってこなかった私が、プライバシーテックの会社のコーポレートに異世界転職して「自分が何の役に立てているのだろうか?」と日々思うことばかりですが、『みんなに楽しく健康的に働いてもらう環境を作る』という目標を持ち、そのために自分ができることを精一杯やっていきたいなと思います。(社労士の資格チャレンジとか…!?)
まさか自分が『接客から労務の道』に進むなんて思ってもいなかったです。
そう思わせてくれたAcompanyと働くみなさんに感謝しています。
同時に、『勤怠管理がきちんとできるカルチャー』も作っていきたいなと思っているのでみなさん日々の勤怠管理よろしくお願いいたします〜!笑