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孤独・孤立対策が重要な40~50代の悩みを知る
今年も本当に色々ありましたが、なんといってもまだ「コロナ」にまだ翻弄させられた年が続いたという感じですね。
コロナが流行しだして2年が過ぎてしましました。
段々色々なことが分かってきて、色々な対応ができてきたと思います。
その中でデジタルネーティブ世代と私たちアナログからデジタルへ転機を体験した世代とでコロナへの対応に差が出てきているような気がしています。
今年最後の記事ですが、そんな不器用な50代について当事者から共感することがあったのでこの記事をまとめてみることにしました。
今日は
*40-50代の孤独感が高まっている
*孤独と孤立の状況は?
*孤独を感じる背景をみてみると
*カウンセリングが開けていない日本の現状
*岸田内閣の対応 孤独・孤立対策推進会議
ということから
第3の居場所つくり、誰でもおきること
心を開ける優しい社会作りを目指す
ということを思いましたのでこれを心にしっかり刻み込みたいと思います。
なので、多少どんくさくても温かいまなざしで2022年も見守って下さい、ついでにいいねもお忘れなく!(><)
*40-50代の孤独感が高まっている
今回の日経新聞の記事での調査は全国15歳から79歳までの男女約3万人が対象で大規模にリサーチをしたそうです。
アンケートで「人との付き合いがないと感じる」「取り残されていると感じる」などと答えた人に、その頻度を尋ねて孤独感を判定したら40-50代が孤独をより強く感じているという傾向が出てきたそうです。
そこで、さらに電話やメールなどでの同僚や知人らとの交流の有無や頻度を聞き、社会的孤立の状態にあるかを判断しました。
結果は20代を除くすべての世代で孤独感が増加しているのですが、同世代の40-50代の数字が気になるのと切実さを感じました。
*孤独と孤立の状況は?
アンケートではコロナが始まった2020年と今年2021年を比べてみたそうです。
全世代平均でみると、
孤独感が高いと回答した人は2020年より21年の方が
18.8%から21.5%増加 して悪化しました。
一方で、社会的孤立状態にあると回答した人は21年が
27.9%から22.7%に減少 して改善しました。
これは、社会的孤立のように誰も支援していない、という状況は少なくなっているのに、誰かと関わりながら助け合っているということを感じにくい=孤独感が高い ということを示しています。
実際には話せる人がいるのに、心がつながっていないと感じているのです。
*孤独を感じる背景をみてみると
実は20年の調査では20代の孤独を感じる人がかなりの数字でいました。
専門家はこれを「20代は感受性の強さ」と「コロナによる対面減少」で孤独感を感じたと分析しています。
コロナで独身貴族で毎晩集まってワイワイ出来ていたのに急に出来なくなった寂しさを、若さゆえうまく誤魔化すことも出来ず、孤独感という形で感じ取ったのでしょう。
しかし、これも若いという順応性で21年はコロナ対策の慣れや、オンライン交流も馴染んで「自分なりのストレス発散方法」を確立させていけたと思います。
一方で、40代以上でも、テレワークの環境で仕事をして部下と話せるので孤立はしないのです。
でも「業務上のコミュニケーションがやりにくいというストレスなどが、じわじわとメンタルをむしばんでいる」ということが起きているのです
長年慣れた対面でなく、思いが伝わるか分からない
「相手の表情が見えないとちょっとした一言が心に刺さる」と漏らす50代が多いそうです。
*カウンセリングが開けていない日本の現状
自分のことは意外に自分ではわからない、最近私もこのことを感じることは多いです。
なので自分で解決しにくい問題は、本来は他人にアドバイスを求めることで見えていない部分から指摘されて解決に向かうことは少なくないのです。
しかしこれは全世代に対してですが、産業医を含む社内の相談窓口に相談を持ち掛けることに対して
「抵抗感がある」56%(職場評価を気にして等)
と回答する人が多いのです。
経済協力開発機構(OEDE)の調査によれば
日本人は友人や同僚とほとんど付き合わない人が15.3%で、
加盟国トップだったそうです。
日本の特徴として「カウンセリングを受けること」に対する心理的な抵抗感を感じる人が多くて、更に孤独から抜け出しにくい状況を作り出しているのではないか?と思います。
特に私たち50代の世代ではカウンセリングを受ける=精神力がない、病気じゃないのにお医者さんにかかるなんてダメダメな人間、的な価値観を昭和時代に見て過ごしてきただけに若い人より抵抗感があると思いいます。
*岸田内閣の対応 孤独・孤立対策推進会議
岸田内閣は28日に「孤独・孤立対策推進会議」の初会合を開いて次の4つの重点方針を打ち出しました。
24時間対応の相談体制・ワンストップ窓口
支援情報のSNSでの継続的・一元的発信
人のつながりで役割もてる居場所つくり
本人や家族への積極的な働きかけ
もう孤独を感じるのは、社会全体で受け皿を作りケアしていく問題なんですね。
そして社会の中核で活躍する40-50代をケアすることで「すみやすい日本」を確立することで、経済損失をも防いでいこうというのが政府の考えだと思いました。
孤独はつらいです。
第3の居場所つくり役立つを体験してもらうこと、
これは病気や精神力がないのではなく、誰でもおきることだという認識を個人や社会がもつこと。
そうすることで
心を開ける優しい社会作りを目指す
ということが2022年に実現すればいいなと思います。
皆様2021年もつたないブログをお読み頂きありがとうございます。
2022年もより高みを目指しながら頑張りますのでよろしくお願いします。
皆様にとっても素敵な1年になりますように。
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