お客様とファンの違い【アーティスト視点】
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このnoteは自己紹介にも書いたがリアルに会っているアーティストには「知って欲しい」というか共有したいアマチュアミュージシャンが『脱素人』をするためのヒントになれば、素人スタッフが脱素人スタッフできれば良いなっていうジジイの戯言。ただジジイにはジジイだから見てきた世界と経験談があってそれを若人に「こういう失敗はするなよ」という話。
ためになるのかは正直言って微妙(笑)
今回は集客の話において理解しておいた方が良いファンの話というかファンを分類し、その分類の意味とすべく行動について軽く触れたい。
これは以前に広告の専門家に教わった話を私なりにアレンジしたものである。
まず大きく分けてファンとは以下に分類される。
①盲目的なファン、信者と言われる人。
②熱心なファン、基本的に予算の許す範囲で推し活。
③一般的なファン。
特別な場合には参加するが基本的には予算とスケジュール次第。
❹①〜③になる可能性があるがまだ出会えていない人。
⑤存在は認知されているが嫌いだったり興味を持っていない人。
❻個人的に知り合いで有料入場でライブには来てくれる人。
大きく分けて、たった6種類しかない。
ここは別記事でいうSTEP1期の「脱素人を目指すアーティスト向けのnoteなので、それ向けに書くが
❻は①〜③にはならない。ただ①〜③を連れて来ることは出来る。
変な例えだが『鮎の友釣り』ようは囮の鮎がいることで別の鮎が釣れる(笑)アーティスト活動の最初はこれしか無い。
この漁法にライブハウスブッカーや対バンが釣れるということもある。そして最初は③しか獲得できない。③を②や①に成長させるのだ。
ここは別機会に掘り下げよう。
そして実は長きにわたってアーティストとマネージメントが努力していく作業が❹との出会い。
この難しいとこは❹はアプローチを間違えると⑤になる。
⑤を③〜①にするのもまた別アプローチなんだが、アマチュアアーティストはなぜか①〜⑤のタイプ別アプローチはしない。
ちなみに「集客できないくせに承認欲求はある」素人さんはX(Twitter)が大好きで日々ポストしている。はっきり言って「よく知らない奴の少数文字情報を見て興味なんて持つわけない」のに一生懸命ポスト、売れない無名の集客できないアーティストがやりがちな方法論もある(笑)
だから集客できないんです。l
今や好感度No1芸人のサンドイッチマンがブレイク前
「どうもサンドイッチマンです、どうか名前だけでも覚えて帰ってください」ってネタの頭で必ず言っていた。面白いのに売れていない当時、彼らを目にした際にその言葉に「自信があるからコツコツ一歩づつ努力して認知されていこう」って思っているんだなって思った言うなれば私は⑤のポジションで彼らを見ていた。M1で敗者復活で上がって来た時には皆が知らないサンドイッチマンを知ってる自分は彼らを熱く応援した。⑤はきっかけで変わる。❹を③〜①、いや③にするにはこれ勘違いしがちだがYoutubeとか配信Storeではない。ここは⑤だったり③が利用するところ。❹に必要なものは『共有、共感』である。『共有、共感』実はSTEP1期の重要なアプローチであり、長く続くアーティスト生活において重要なポイントだと私は思っている。ここの掘り下げはまた別記事で、もしかしたらnote推奨の初有料記事にしちゃうかも(笑)だってアーティストには教えたいけど、同業者それもこの程度の基礎知識知らん同業他社に無料レクチャーではちょっと(笑)