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男児鋼鉄の唐竹を割る。

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エッセイ集。質実剛健をモットーに、すっげぇ時代遅れの男児が吠え猛る、そんなマガジンです。ご興味があればどうぞ。
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#コラム

いつ、どこで、どうやって散るのか

スクランブルスクエアの、キラキラと光が降ってゆくあの建物が出来たあたりからか。 この街の…

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俺たちは闘うためにここに来たんだ

恥ずかしい話だが、体育会系の上下関係というものが肌に合わない。それもこれも全て、初めから…

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美談なんてクソ喰らえ

嫌いだ。大っ嫌いだ。 例えそれが後から物語となってどれだけの人の涙を誘ったって。 例えそれ…

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どこにでもいる一人の男の、不退転

note、Twitterなんてやっていると、残念な事に実際の自分と、ネット上の自分がかけ離れていく…

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我が背徳

これは、僕の外殻の話だ。 いつからそうなったのか、ついぞ知らない。 彼は恐ろしく強く、僕…

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"セオリー"と"普通"を弾き飛ばして

2020年、年明けから新しい自分。 そんなご都合の良い事なんてあんのかよ? と、一昨年ぐらいま…

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グレた大人が誰かを救う

やはり何度考えてもそう思う。 例えば物凄い挫折をしたり、二度と立ち上がれないほどの失恋を経験したり、貧困アンド鬱屈の二人羽織をしていた時。 真っ先に自分を肯定してくれたのは、いつだってグレた悪い大人だった。 それは本当の悪ではない。悪そうに見える、というやつだ。どちらかと言うと、やさぐれているに近い。もうずっと煙草吸いながら話はするし、髪の毛ボッサボサの無精髭で清潔感とかそういうのとは程遠いし、言葉遣いも雑で荒々しい。 うーっす。とか、おいっすー。とか、そんな感じ。 口を

人の為に花束は買わん。

冒頭から壮大なちゃぶ台返しを行う。 常日頃から、恋愛については書かないとか、言及しないと…

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