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唯〜標本〜

唯くんのソロ3枚目のミニアルバムを聴かせて頂きました
推し曲とコメントは路地裏堂のXにも載せて頂きましたが、推し曲決めるに際し、全曲書き起こしてから選んでたので、レビューがてらアップさせて頂きます

2024年4月24日リリース
唯〜標本〜

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1.蛾
ヘビーなリフからダークで重めなリフの上で、浮遊感漂うボーカルが彩を描いている。そんな中1サビ終わりで出てくるブリッジ〜ギターソロの流れが、とてつもなく秀悦。ASYLUMかSteve Vaiか。これは堪らない。その後のヘビーな展開も、お腹にズシッとくる感じから、Dメロ?めっちゃ浮遊感ある綺麗なメロディー。そこから大サビへ。後ろでなってる鍵盤のフレーズがこれまた秀悦。いやぁ、まいった。1曲目からいい緊張感を持って、まさに幕開け的に始まる

2.せっかち
1曲目とは一転、POPなフレーズから、スッと入ってくるメロディー。Bメロ後半のコード進行がニクイですね♪
なんというか、歌詞がとてもいい。聴き手の経験や感情移入で様々なSTORYができそうなそんな感じ。自分的には、とても切なくて、でも前を向けるようなそんな感情になった。自問自答なんだけど、ある意味自分を慰めるような、そしてやっぱり前を向いてくしかないんだっていう覚悟。そんな感覚に揺さぶられる

3.Alter
これはもうなんというか、私的にはドンピシャな関西HARD ROCKシーン的な曲調で。なんとなく懐かしい感じ。メロディアスなんだけども要所要所でテクニカルな感じが入ってくる。HARD ROCKだけどメロディアスって、関西シーンのポイントが詰まった曲。

4.Wonderland Monster Tree
とにかくリフがかっこいい♪オルタナですね!!オルタナベースで進化した曲って感じ。大好物です♪ただただ気持ちいい。歌詞は一貫して、抜け出したい思いへの試行錯誤がなんとも切なくなる

5.ナナシ
これまた、とてもオルタナ。かっこいい。んだけど、この辺で「あぁなるほど。このアルバムはとても葛藤してるんだ。世の中に対する居心地の悪さ。自分の立ち位置。承認欲求からの脱却。がんじがらめ。もがいてる、とてももがいてる。」胸が痛くなるんだけども、この痛みがまた心地よい。
その辺りも、オルタナティブだなと

6.fragile
気づいたら、ボリュームあげてた。5曲目までの流れで気づいてしまった「このアルバムが持つ風景」その後、聴いたこの曲が身体の中にスッと入ってきて、溶け込んで。ただただこの曲に支配されたいと思い気づいたらボリュームをあげてた。そして感情が揺さぶられ、気づいたら涙が流れてた。

7.アマノジャクは空を見る
気づけば最後の曲。なんだろう。どうにもやるせないんだけども、ここで覚悟がとても感じられる。前を向こうって意志が見える。でもそれは絶望からの諦めなのかもしれないけど。世の中の融合は振り切って、自分の道を歩んでいこうって、そんな意思を感じた。部屋の中でフと上を見上げ、「あぁ空向いちゃうね、これ」って。なんでしょうね。人が上を見ちゃう時。そこには何を探してるでしょうね。とにかく感傷に浸りつつ、なんだかとてもスッキリした
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自分自身に向き合う事は皆あると思いますが、そんな葛藤や信念、勇気
この「標本」という物語の中には、そんなひとつのドラマがあります

自分自身の過去を振り返り、そしてまた最後に前を向いて、どう決断して進んでいくのか。改めて深く考えるいい機会を頂きました

ってなわけで
聴き終えた後、とてもスッキリした
ほんと、最後の曲まで、あっという間でした!

音楽って本当に素晴らしいと、唯くん素敵な音源をありがとうございます

そんな「標本」のご購入はこちらから♪

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