謎人の歩き方

 謎人って何?
 文字通り生き方(仕事とか収入源とか人生の目標)が謎な人の事です、どこのコミュニティーや界隈でも一人はいそうな、何回も顔を合わせていて自己紹介を聞き飽きるほど聞いていてもやっている活動に変化がありすぎて会うたびに自己紹介が変わっていて何が何だか分からない人。そういった人々を謎人とここでは呼びます。
「安定した組織に入っているわけではないが、不思議といろいろな活動をしている人」
 何も自分の事を話さないで謎めいたイメージがでる人もいますが、ただ中身がないだけのケースもあるのでそれだけでは謎人とは言えません。


 ちょっと古いデータですが、ニート的生き方マトリクスの表に載りそうな生き方をしている人が謎人と考えていただければしっくりくるかと思います。

 なんで新しい言葉を作ったか?
 何をやっているか分からない人々はいろんな呼ばれ方をします。ニート、売れないフリーランス、夢追い人、夢破れた人、高等遊民、、、ただ個人的にはどれもしっくりこない、どの言葉も謎人の大きな塊の中からピックアップした一部の名前だと思うから。
 このプロジェクトは最終的にphaの「ニートの歩き方」の謎人版を目指している。同書はいろいろな面で謎人の人にとって生き方の参考になるが、「ニート」は役所が作った言葉なのでいつまでもその枠にとらわれていては謎人全体のためにならない。

 そしてここが大事なポイントで
「普通の人がサラリーマンをやって普通に生きられた時代の謎人」と
「普通の人が普通に生きていくのが厳しい時代の謎人」とでは謎人の生き方の理想は大幅に違ってくる。

 これまでは「普通の生活がやりにくい人、謎人として生きる方がむいている人」が謎人の世界に入ってきた。今では謎人の世界に普通の人が続々となだれ込んできた。普通の人が悪いわけではない。彼らだって生きるのに必死で決めたことだから。

 こんな時代だからこそ謎人の世界の歩き方を研究したい。この文章を読んでいる謎人の人は良き謎人ライフを、謎人でない普通の人は謎人になったときの参考になれば幸いです。

 

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