ニート3.0的 直感
交友関係が広く浅いのでいろいろなコミュニティを見物している。
ヒトや情報の流れがスムーズなコミュニティは直感を大事に生きている。グループラインやSNSで情報を流すときはどうしても文字情報になるので、直感ではなく理屈になってしまうが、動き出すエネルギーは直感だ。
反対にリーダーは頑張っているけれどメンバーとの関係がぎくしゃくしていたり、毎年同じタイミングで同じことを悩んでいるコミュニティは理屈中心で動いている。理屈で作った動く理由には正当性はあるけれどやる気は引き出してくれない。結果として発起人と周りの数人は動くけれど残りのメンバーは見物しているだけの事態になってしまう。
コミュニティをまとめるのに直感だけでなく理屈の力が必要なのも実感している。集団を維持するための勉強だって必要だ。例えばお金の管理をしっかりするとか、特定のメンバーに負担が集中しないようにするとか、あまりメリットのない活動はやめにするとか、新メンバーが集まりやすいように外聞を良くするとか、イベントは人が集まりやすいタイミングで行うとか、学ぶべきところはいっぱいある。リーダーにならなくてもリーダーになるための勉強はできるので、直感はあまりないけれど理屈の力だけ異様に発達したバランスの悪い自称リーダー人材が出来上がる。理屈の力は勉強で見につくけれど直感は勉強で獲得できない。サークル活動でもいいから実際にリーダーをやってみたりして体験しないと得られないのだ。
スランプ気味で直感の働きの鈍った経営者がインドに行って、現地の人々を見て直感を取り戻して復活する話も似たパターンかなと思ってしまう。経営者として活動していく中で弱った直感を復活させるのには良いのかもしれない。
自分自身を振り返っても直感が働かないときは、疲れているか、興味が元々なかったか、嫌いになったかの三択なので直感が働いているかどうかはきちんと気を付けている。
これからの時代、自分の人生を自分で決めるために直感を大事にするくっせを復活させないといけない。ただ、組織に入っていたり、下請けを宇あっていたりすると弱ってしまうのである。まずはそのことを直感してみよう。