サッカー指導者がサッカー以外を伝えるということは。
ビクトリアの子供達の夏休みも残すとこ、あと2週間。今週からサッカーサマーキャンプも再スタートしました。
練習中のコーナキックの出来事。なかなか、ボールを蹴らなかったU8選手へ。
そして、彼は自分の思いが伝わらないことが我慢しきれなかったのか、ボールを蹴りました。低学年になればなるほど、こうゆう光景は観ますよね。でも「声出したら、相手にバレちゃうし」やボディーランゲージで必死に訴えかけていたのは、頼もしかったです。
そして、練習最後のトークの時。そのことについて、皆んなに聞きました。
ガンガン、発言をしてくるのでいいなと思いつつ。当然、的外れの答えきたり、「名前を言って直接、動いてもらえば」とか「そしたら、バレちゃうじゃん」とか、思い思いに答えが。サッカーを知っている方でしたら「コーナーキックはセットプレーなので、事前に決めておく!」と答えが返ってきますよね。しかし、たとえこの時、その答えが返ってきても「本当にそう?」って惚けます笑。真意は、そこではないからです。
では、なぜそうしたかというと。
"これ"について、誰かに、伝え、話を聞く、そして伝え、話を聞く、ということをして欲しかったからです。
今日はU8選手だったので「お家の人に話して、答えを探してきて。Homeworkです!」って伝えて終わりにしました。これで、明日何人の選手が話をして、私に伝えにくるか愉しみです。ゼロってこともあるので、そこは指導者として挫けず。人間は忘れる動物なので笑。
終了後、選手の親御さんが質問に来てくれました。
と話しつつ、実は…。と親御さんに真意を伝えました。
「話を相手に伝える会話の毎日が、意見を相手に伝え、聞くことを習慣化し、誰とでもディスカッションができるようになってほしい。」と、1番近い人だからできることがある。
ディスカッションをするには、論理的思考能力や語学力などは必要だと思います。しかし、1番大切なのは日々の積み重ねからくる"自信”や"勇気"だと思います。こう言った考えは、古いかも知れませんが"最後"に当てになりますね。
サッカー選手の成長は、関わる"人"次第です。
読んでいただき、ありがとうございました。
あなたのキッカケになれば幸いです。
Have fun.
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?