【一般の方へ向けて】むくみの原因・症状・解決方法について紹介
長時間すわったり、立ち続けて仕事をしていると足や手足がむくんでしまうことがあります。
夕方になると「靴下のあとが残って、体のどこかが悪いのか不安になる」といった声も耳にします。
むくみは内臓の異常からおこることもあるため心配になりますよね…
そこで本記事では、むくみの原因、症状、改善方法について解説します。
むくみの原因
高血圧、糖尿病、抗がん剤などの薬の副作用
塩分の多いモノを食べ過ぎたり、お酒を飲みすぎる
すわり続けたり立ち続けることで、血液の流れがわるくなる
などが原因です。
また、女性は生理(月経)、妊娠、年齢が更年期にさしかかることもむくみの要因となります。
むくみから起こる症状
痛み、かゆみ
重い、はれぼったい感じ
むくんだ部分の動かしにくさ
などを訴える方が多いです。
普段、むくみで困っている患者さんと接する機会が多いのですが、
「足がだるくて眠れない」
「足が痛くて仕事に集中できない」
「手や腕がこわばって力が入りにくい」
など、生活を送るにも悪影響が出ておられます。
「夕方になると靴下のあとが残って…」
と不安そうな方もおられますが、翌日の朝に靴下のあとが消えている場合、深刻に考えなくて良いと思います。
危険なむくみ
とは言うものの、なにか重たい病気が潜んで、むくみが出る場合があります。
以下に紹介するものはむくみが出やすい病気です。
腎不全
肝硬変
心不全
これらについては、
血液検査
心電図、心エコー
尿検査
などを受けることで早期発見・早期治療が可能です。
興味のある方は⇩のリンクをご確認ください。
以上の病気をお持ちの方の施術をしたことがありますが、ふくらはぎは通常の倍にはれあがり、足の指はまがりません。
押さえると熱を持ってアツい場合もあれば、氷のように冷えていたりと様々です。
むくみを予防・改善するためにできること
食事のしかたを考え、お酒の飲み過ぎをひかえる
手軽に取り組める内容を紹介します。
食事はお腹いっぱい食べず、腹7分目まで
飲酒量はあらかじめ決めておき、飲み過ぎないように
塩分が多く味が濃い食べモノ、スナック菓子はひかえる
を意識するのがオススメです。
以上はむくみだけでなく、糖尿病・高血圧・動脈硬化などの生活習慣病を予防する効果も期待できます。
※持病をお持ちの方は主治医の指示を聞いてください。
適度な運動を習慣化する
いきなりジムに入会したり、ダンベルを買ってきつい運動をしたりする必要はありません。
まずは、
全身の筋肉を使う
心臓、血管がはたらく
筋肉のポンプ作用をうながす
効果のあるウォーキングから始めるのがオススメです。
ウォーキングをおこなうことで、むくみを予防・解消するだけでなく、
気分転換になり、精神を安定させる
骨密度を増やし、膝の痛みや腰痛を予防する
自律神経の働きを整え、睡眠の質を良くする
などの作用も期待できます。
⇩ウォーキングのポイント
20分~30分歩くことが習慣化すると、ふくらはぎの筋肉が疲れて重ダルさや痛みを感じることもあります。
⇩のストレッチをウォーキング前後におこない疲れを回復することがオススメです。
ツボをマッサージする
むくみが出やすいふくらはぎ・腕・目のまわりのツボを紹介します。
ご自身でマッサージをするときは、
朝、昼、寝る前に
気持ちが良い強さで
深呼吸しながら5秒間押さえ続ける
がオススメです。
1.については、痛いだけの刺激はひかえてくださいね。
“気持ちよさ”があることが重要です。
※持病がある場合、マッサージして良いか主治医への確認をお願いします。
以上です。分かりににくい所はございませんでしたか?
今回の記事がむくみで困っているかたのお役に立てば幸いです。
その他SNSや私が運営する癒しマッサージ鍼灸院のホームページでも健康に関する情報を発信しているので、そちらよろしくお願いいたします。