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kome-kami │1月カレンダーハガキ

お疲れ様です。忘年会により、胃もたれをおこして少しずつ老いを感じている、川端です泣(しくしく)

今回、1月カレンダーはがきのテーマは「お米の紙で環境にもやさしい 巳年鏡餅でハッピーニューイヤー」です!

1月は様々なイベントも多いですが、今回はお正月にちなんでカレンダーはがきを作成しました(^^)

仕様について


仕様はこちら🎨
表面 1色(特色)
裏面 4色

紙は「kome-kami 浮世絵ホワイト-FS 290.5kg」

今回の注目ポイントは使用した紙である「kome-kami 浮世絵ホワイト」です!

「kome-kami」とは加工・流通段階や家庭で出る食用に適さないお米、廃棄される備蓄用アルファ米などを活用して、パルプと掛け合わせ、アップサイクルした紙素材になります。2021年2月にパルプと米を一体化させたkome-kami(ナチュラル色)を開発し発売しています。

kome-kamiの中でも 2024年3月から販売開始をしている「浮世絵ホワイト」を使用しました。

kome-kami 浮世絵ホワイト」の特徴として、

①浮世絵の伝統を受け継ぎ、現代の印刷や加工に合った形で再発明した紙素材

②表面に、お米を原料の一部に使った塗工液「コメグロス」を使用

③風合いのある表面なのに、印刷面の鮮やかな発色とキラメキを実現

強度のある厚い規格もラインナップ。冊子だけでなく多様なパッケージに対応

浮世絵を彩った技法を現代に。お米を塗布した紙素材「kome-kami 浮世絵ホワイト」開発に成功 ~鮮やかな発色と脱炭素に貢献~ | 株式会社ペーパルのプレスリリース

特に②に関して解説すると、通常、紙の表面には、表面を強くして印刷適性を上げるための塗工液が塗られていますが「kome-kami 浮世絵ホワイト」では塗工液の使用に際して、一部の薬品をお米に代替した「コメグロス」を用いています。

結果として、1ロット(6トン)の紙を作る時に約104kgのCO2排出量の削減を叶えています!
(詳しくは公式HP:kome-kami 浮世絵ホワイトをご覧ください。)

ぜひ新潟にゆかりある、お米を使った紙「kome-kami」にご注目くださいませ💁🏻‍♀️

コメカミのロゴもしっかり入ってます👆
(kome-kamiのロゴ使用について知りたい方は川端まで!)

デザインについて

今回、「kome-kami 浮世絵ホワイト」の特性を生かしたデザインをして頂きました。

デザインのポイントは発色の良さを活かした、鏡餅白蛇が目立つシンプルなデザイン、そして紙の風合いを活かしたザラザラとした質感のグラデーションです💡


発色の良さとザラザラ感のあるグラデ

ぜひ「kome-kami 浮世絵ホワイト」ならではの色の感じを楽しんでいただけたら嬉しいです。

そしてディレクターうえださん、デザイナーみなみざわさんからコメントいただいてます!

正月→お餅→米…?といった発想から、お米が使われている紙が良いなーと思い、選択しました。鏡餅だけど蛇にも見えるようにするには、どんな形・見せ方にすれば良いか相談し、可愛らしい蛇の鏡餅のイラストに仕上げていただきました。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。2025年も何卒よろしくお願いいたします。

ディレクターうえださん

特別な加工はしませんでしたが色々できそうな紙だと思います。個人的には蛇のもっちり感が出せてよかったです!巳年の2025年、柔軟な心と知恵を持って新たなことに挑戦していきましょう。

デザイン みなみざわさん


まとめ

今回カレンダーはがきで初めて使った、「kome-kami」を楽しんでいただけたら嬉しいです~!

次回の更新は年明けの2025年!!

公式note「タカヨシ オープン社内報」を日頃見てくださっている皆様、2024年も大変お世話になりました!

拙い文章ながらタカヨシ社員からもらう感想や「いいね」にいつもいつも、励まされております(><)

ぜひ2025年も皆様に印刷や広告、タカヨシのリアルな情報をお届けできるよう更新を頑張っていきますので、ぜひ読んでください!

それでは来年もよろしくお願いしまーす!👋

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