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ビジネスでは後回しにした方がいいことがある

「キャッシュポイント」という言葉はご存じでしょうか?これはお客さんやクライアントさんからお金をいただくところのことをいいます。請求書を発行するタイミングや、店舗ビジネスでいうとレジでの金銭のやりとりですね。

このキャッシュポイントですが、これはできるだけ後に回した方が、リターンが大きくなって返ってくるといわれています。(物販のビジネスだと難しいかもしれませんが、、、)

どういう意味かというと、まずはお金をもらう前に「信用の積み重ねを先にしましょう」ということです。信用を積み重ねる前にお金をもらうのではなく、信用が積み重なってからお金を請求しましょうってことです。

それまでは、適当に理由をつけて無料であります。
「今回は特別に無料で」とか「お試し期間なので」とか。

信用を積み重ねてくると、あちらから「お金を払うから」といってくるようになるので、その時になったら請求するようにします。これがキャッシュポイントを後に持ってくるというやり方です。

べつの例でいうと、最初は小金を稼がせ信用させて、その後に大金をかすめ取っていくサギの常とう手段もそれですね。

このほうが長期的に見た場合、早い段階でお金を請求するよりも多くの売上になります。しかもこちらの言い値で買ってくれる場合がほとんどです。

なので、キャッシュポイントはできるだけ後ろに持ってきた方が、長い目で見た時に大きい売り上げになるということです。(もちろん取引する相手の目利きは必要ですよ。)

ぜひあなたも試してみてください^^

あ、余談ですが、今回コロナの影響で国民1人当たりに10万円の「特別定額給付金」が配られました。国民にお金を配っておき、増税する理由に使うことも可能になってしまいました。(増税すれば10万円なんてあっという間に回収できる)

なにもなく「増税します」といわれるよりも、「コロナの時に一律10万円を配った時に国の借金が増えたので、増税します」といわれたら、騒ぐ人も少ないですよね(お金もらっちゃってるし)。

これもキャッシュポイントを後ろにもってくるやり方なので、注意しておいた方がよいのかもしれませんね。



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吉崎 孝幸(WEBマーケター)
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