建築士の日常9【2024.3.11〜3.16】
3/11(月) 一日中事務所に居れる日
久しぶりに朝から一日中事務所に居れる日で図面作成、書類作成をこなす。
京都市では地域ごとに景観条例の規制がかかっており、地域によっては申請書類の中に外観パースが必要になる。
今まで何回も手続きしてきたけど、あまりパースを添付している意味を感じない、とりあえず添付書類の項目にあるからくらいな、印象。
過去に添付し忘れてたのに許可おりたこともあったくらいなので、、、
特に必要ないものはこちらも作成する時間が勿体無いので出来ればやめてほしいと思いつつも、窓口の担当者に言ったところで変わるわけもないとどこか諦めてるところもあるのがいけないのかもしれない
3/12(火) 大阪市にて河川法協議
午前は大阪の河川法に関する協議をするため、施工者さんと一緒に役所に伺う。
色々と指摘を受けそうではあるが時間的にも余裕がないので急がなければいけない。
雨のせいか行きに1時間半、帰りは少し高速代をケチったがために事務所に着くまで2時間近くかかった。時は金なり、、、
「和」を感じる家のプラン検討を進めていくことになったので少し頭に思い浮かんだイメージをスケッチ。
何軒かプランが重なってはいるが、一軒一軒時間をかけて向き合っていきたい。
と思っているけど時間との折り合いが難しい
3/13(水) プラン作成費
今日の朝イチは京都市役所へ。
月曜日にまとめた景観条例の申請書類を提出。
その後、中間検査前(耐力壁、金物検査)の現場確認。特に問題もなく明日の検査に備える
ちょっと立ち寄った本屋で気になる内容の本があったので購入。移動中の隙間時間のお供に。
場所移動して設計担当している分譲住宅の断熱検査の立ち会い。
その後事務所戻ると14時半を過ぎており
そこからお弁当食べながらメールチェックし返信し電話し、をしてると時間は過ぎ17時半くらいに。
ほんま時間ってあっという間に過ぎる。
現在進行中の富野高井の家のお施主さんからLINEにてご要望やご質問が届いていたので回答。
文章だけでは答えるのが難しかったりする場合はラフスケッチをお送りしたりしながらイメージの共有できればと。
ちょっと施工者さんから聞いた話。
昔から名の知れた設計事務所とかは依頼があったらプラン作成費として5〜10万円くらいを先に貰ってからしか取り掛からないというのはあったけど、最近は工務店さん等もそういうスタイルでやってらっしゃるところが増えている模様。実際、プラン作成しようと思うと法規チェックして現地確認してプラン考えて提案資料作成してってなると時間もかかるし費用が発生しないっていうのがおかしいんやけど、あまりにもプラン作成無料期間が長く無料が当たり前になり過ぎた。
プランだけそのまま他の業者さんで建てるなんてことも聞いたこともある
設計する側からすると無料でするのは辛いので良い流れなのかなと思っている反面、自分が建築に携わっていなければ、どんな提案をしてくれるのかわからないのに前もって数万円払うのはなかなか勇気いるよなとも思う。
前面にプラン無料とは打ち出さないけど、そこは状況次第で対応しながらやるしかない
3/14(木) お香デビュー
朝から事務所で作図。
午後からは京都市内で中間検査の立ち会い。
その後ホワイトデーのお返しに妻からのリクエストであるイソップのリップを買いにお店へ。
前々から気になっていたお香も買い、ついにお香デビュー!
まさか自分がお香をわざわざ買うなんて若い頃には想像も出来なかった
早速、家帰って焚くため、何か灰を受ける受け皿あるかなぁ〜って話してたら
ちょうど子供が学校で灰皿的な物作ってたのを
持って帰って来ててタイミング良過ぎ!
息子よ、ナイス👍
良い香り!
店で、どの香りにするか悩んでた時
イソップの店員さんが
〇〇な部屋の雰囲気でしたら
この香りがいいかと、、、
といった提案をしてくださっていて
部屋の雰囲気と香りの関係性って
考えたことなかったので
なんかハッとさせられた
色や柄、質感、明るさ暗さといったものだけでなく、目に見えない音、香りまでもがその部屋の雰囲気をつくり出している
なんか勉強になった
3/15(金) 移動時間は考える時間
午前中は事務所で作図。
午後は検査の立ち会いがある為現場へ移動。
移動中、これからプランニングに取り掛かる家のコンセプト的なものを考えてみる
メモ
手持ちの知識、技術だけではこの先、生き残れない
結果にこだわれ
デザインに対する言語化力 磨け
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