大城敦博〜3Dvarius社(フランス)世界の12人のひとり、そして日本でただひとりのヴァイパー奏者
こんばんは。高月香里です。
昨日今日と、こちら京都は大雪に見舞われました。
部屋から雪景色を眺めて思い出したのがこのかたです。
大城敦博氏は、日本でただひとりのヴァイパー奏者であり、2020年フランスの3Dvarius社から公式アンバサダーに任命されていらっしゃいます。それは、『世界の12人』のひとりという意味を持ちます。
写真の3D varius社の楽器には、Atsuhiro Ohshiroと刻名されています。もう一つのグリーンの楽器を普段は使われており、私は触らせていただいたことがあるのですが、とても重くて耐えられませんでした。
また、大城敦博氏は独自の音楽『琉球バイオリン』の創始者でもあります。
私は大城先生から何度かレッスンを受けたことがあり、琉球バイオリンの一曲の楽譜をいただきました。
素朴な音楽に聴こえますが、楽譜を見て弾くとなるととても難しいものでした。
率直に訊いてしまいました。「難しいんですけど」と。大城先生は、「琉球バイオリンは難しいですよ」とあっさり言われました。
大城先生のお姿も素朴な感じで、凄い人なのに威圧感など全くありませんで、不思議な空気を纏っておられました。
ヴァイパーという楽器は聞き慣れないものだと思います。電気バイオリンのことですが、ループというのを使って、演奏しながら録音し、録音したものと合奏してそれもまた録音し、ということを繰り返すことが出来るようです。
ということで、極寒の夜に大城敦博氏の琉球バイオリンをどうぞ。
人生に素敵な音楽を。