何やってる会社? よく分からないAscenders株式会社
Ascenders(アセンダーズ)って何やってる会社なの?そう思ってる人へ向けて書きました。説明しても理解できないと言われることもあり、もしくは解釈が全然違ったりすることが多いので文字として残しました。
もしこのnoteを読んでも分からない人がいたら直接聞きに来てください。Ascendersについてさらに詳しく知りたい人、この会社で働いてみたい人がいたらお声がけください。4月から採用増やします
なぜ分かりにくいのか?
弊社Ascendersが何やってるか分かりにくい理由として
が要因かと思います。美容室や飲食店、ゲームや銀行のような普段から触れている業界はなんとなくイメージできると思います。消費者として触れてる、或いはその業界で働いているから理解がし易いですよね。
しかし、スポーツという単語の場合
スポーツへの関わり方がそれぞれなので、自分の関わり方をしてる①〜④のいずれか以外はイメージが湧きにくいのが事実です。サッカーは知ってるけどバスケはわからない。ジムに通ってるけどマラソンとかは知らない。アシックスとかナイキは知ってるけど他の企業とか知らないといった感じです。
①〜④で自分が関わる所=スポーツという認識が生まれるため実は業界のことがよく分からないという状態になりがちです。
Ascendersは①〜④の領域に関わる「働く人」or「企業」に向けたサービスを提供している会社、そう思って下さい。
これだけではまだイメージはできないと思いますが、その2つに向けたビジネスをしてる会社だということを理解した上で、どんなビジネスをやってるのかという話です。
例えば弊社が「スポーツ専門人材向けのプラットフォーム事業」「スポーツ業界特化のHR事業」というとこれまた???になります。全くイメージできません。
スポーツ専門人材というと真っ先に思われることは『部活をやっていた学生/アスリート』です。違います。弊社が定義するのは『スポーツ業界で働く専門スキルのある人』のことです。
前者だと勘違いしてしまった瞬間「スポーツをやってた元アスリートのセカンドキャリア支援か」と変換されます。スポーツやってた人の就活支援、セカンドキャリア支援ならそういった企業が既に多くあるし、聞いたことがあるのでイメージしやすいからだと思います。
1時間、事業の説明をしてもセカンドキャリア支援だと思われたこともあります(泣)
全く違います。そのビジネスはやっていません。
スポーツ専門人材=『スポーツ業界で働く専門スキルのある人』と理解しても「業界で働く専門スキルのある人」がどんな人かまだピンときません。仮にできたとしても①〜④のどこに自分が関わりを持ってるかでイメージできる職種がバラバラだと思います。
例えば
①の人はプロチームのフロントスタッフやマネージャー
②の人はコーチやスタッフ
③の人はジムのトレーナーやインストラクター
④の人は企業で働く営業やマーケッター
と思うかもしれません。
ほぼ正解です。①〜④でそれぞれが想像したような人がAscendersが定義するスポーツ専門人材です。彼ら彼女らが日本でどれくらいいるの?と言われたら何人いるかイメージできる人もごく僅かだと思います。大きく分類すると『トレーナー、栄養士、指導者、ビジネス、クリエイター」に分けられます。
スポーツ専門人材の定義が理解できたところで、ビジネスモデルの説明をします。
Ascensersはスポーツの①〜④の領域に関わる「働く人」の課題を解決するサービスと、彼らが働く「企業」の課題解決をするサービスをしています。
その両方を実現するための繋ぐプラットフォームを提供している会社です。
そして、大抵の人がこの図を見て「人材紹介or派遣をしてるのか」と思います。もちろんそのパターンもあります。この”そのパターンもあります”がさらに理解が難しいところだと思います。ただ紹介や派遣だと既にあるビジネスモデルで、珍しくもありませんよね。
次にイメージするのが、専門人材を集めて企業から外注を受ける、受託ビジネスをしてるのかと思うかもしれません。所謂、アウトソーシング(社外の専門業者などに自社の業務を委託すること)を受ける会社だと。
答えは、”そのパターンもあります”です。またそのパターンもある...だから分かりにくいんだよ!と思ったかもしれません。
じゃあ他のパターンは何かというと、スポーツ事業の立ち上げや改善、再生、あるいはBPOや完全な事業の運営委託も受けています。
まとめるとAscendersにはスポーツ専門人材が沢山登録していて、企業から「人材を紹介して欲しい」「専門スキルを必要とする業務を受けてくれ」「事業の改善をしてくれ」という依頼があり、最適な人材をマッチングするだけでなく運営代行までしてるイメージを持っていると話が進めれます。
これら全てを理解して頂いた上で、弊社のサービス(何をやっているか)の説明に入ります。
何をやっているのか
大きく2つあります。
1.スポーツ専門人材の働きやすい環境作り
弊社はスポーツ専門人材に向けたAscenders Partners(以下AP)というサービスを提供しています。
APの登録は審査制で月額料金がかかります。もちろんその為に専門人材にメリットがなければ支払い続ける理由がありません。現在は登録すると以下のサービスが受けれます。
これらのサービスが受けれるプラットフォームです。タレント事務所のような各々全員にマネージャーがついて仕事とってきてくれるとかではありません。
なので仕事の紹介もクラウドソーシング(インターネット上で不特定多数の人に業務を委託すること)の形をとっています。依頼があった案件をAP専用サイトのJOBページで募集されます。
APに登録している専門職は、各々のキャリアの指向性に合わせてキャリアチェンジや副業を始めたり、空いた時間を使ったギグワークに活用したりなどが可能です。その際に最も面倒な仕事の獲得と条件調整をします。審査制、非公開なのは業界的にオープンにできないことが多く、リスク管理と信頼関係の重要性が大きいからです。故に個人の人脈頼りの運の世界になりがちでした。
案件は様々な雇用形態と内容がありますが、登録者のレベル(ランク)によって応募できるもの、できないものがあります。自身のランク上げるには案件をこなし、弊社の提供するAscenders College(以下AC)で学び、テストをクリアすることでランクを上げることが可能です。ランクは専門性の中で細かく分類されています。いつでもどこでもオンラインでスポーツの専門知識とスキルを学べるサービスです。内容はAPに登録している専門家から学べるようにしています。
専門職のランク分けが必要な理由は、クライアントが求めているレベルを可視化すること、条件の適性基準を作り判断するためです。
例えばトレーニング業務内容が、30代OLのボディーメイクなのか、高校ラグビー部のストレングスなのか、プロアスリートのケアなのかで全然違います。他の職種でも月収100万なのか、月収50万なのか、月収25万なのか、未経験ありかなしかなど大枠があり、前職やキャリアでの適性、相性などを企業は候補者1人1人チェックしなければいけないのと、専門人材は自己PRをその都度しないといけません。
APでは知識・スキルや実績ポートフォリオは個人ページのプロフィールに反映、可視化されます。それを見て、弊社から案件のオファーを出すこともあります。
単純な案件獲得の代行だけでなくレベルアップ、キャリアアップのサポートをすること、Ascendersはとにかくスポーツ専門人材が抱える課題を解決し、働き易い環境作りを徹底して作っていくのが仕事です。社員がやるのは正にここです。
2.スポーツ事業をしている企業の課題解決=案件化
クライアントをいかに成功、成長させるか、それをAPの専門人材たちと一緒に実現するのがもう一つの仕事です。
クライアントの抱えている課題の抽出、適切な解決手段の提案、案件化するまでが社員の仕事です。課題と解決手段が決まり案件化すると、クラウドソーシングで募集され、APに登録しているスポーツ専門人材の仕事になる分けです。
課題の原因を明確化し、何をアウトソーシングすべきか業務までに落とし込んで適切な解決手段提案しています。その手段を大きく4段階にまとめると
実際に業務を実行するのは社員ではなくAPに登録しているスポーツ専門人材たちです。案件に応じて1人の場合もあれば、2~5人だったり、15人で業務をしたりしてます。
具体的にどんな案件があるのか?
Q:Ascendersってプロチームと契約してなかった?
A:はい。プロチームの特定の業務を受けて4~5人ほどで運用しています。チームによって求めている人材、業務も様々です。
Q:ジムの運営してなかった?
A:しています。企業からの依頼で店舗をプロデュースしたり、運営もしています。他にもジムのコンテンツだけの委託を受けたり、人材のみ紹介したりなど企業の要望に応じて契約内容は様々です。
ちょっと待って、企業がクライアントで、それが案件になるのはなのはわかったけど
Q:アスリートのトータルサポートってリリース出して、プロ選手と契約してなかった?
A:はい。選手とも契約して、選手が求めるサポート業務に対して、それが可能な人材をAPからマッチングしています。現在は様々な競技のアスリート30名と契約してます。
ここまでついてこれていますか?
Ascendersはあくまでプラットフォームです。スポーツ専門人材が抱える課題を解決し、働き易い環境と仕組み作りをして、とクライアントのスポーツ事業の成長を専門人材たちと一緒に実現することをしています。
以上のことから私たちは色んなことをやっているように見えるので何をしているのか分からないと言われます。社員は10人以下で運営していますが、100人以上のスポーツ専門職が業務に携わってくれています。そのためやっている業務も多く見えて、領域も広いので分かりにくく思われます。
私たちはこれから全国、世界の企業とチーム、スクールと契約し、成長をサポートし、1000ヶ所以上の施設を運営し、1000人以上の選手と契約しトータルサポートをスポーツ専門人材と一緒に実現しようとしてる会社です。
どこでも、どことでも、誰とでも、自分のキャリアややりたい事を追求できるプラットフォームの実現を目指しています。
何をやっているか理解できたでしょうか?
一旦ここまで、他のサービスや仕込んでるものもありますがそれはまたのお楽しみに。
ここから先は、なぜこのような仕組み(ビジネスモデル)をやっているのかについてです。おそらく、この「なぜ」こそが本質を理解するのに必要になると思います。
なぜこの形でやっているのか?
それはスポーツ業界の根本課題を解決する為であり、持続可能な仕組みをつくる必要があったからです。ここが解決されなければスポーツは儲からない、成長しない市場のまんまだと私は本気で思っています。
働く人にフォーカスしてその環境整備が重要だと思ったのは、起業してから500人以上の20代、30代のスポーツ業界で働く人たちと関わる中で、現場の声を聞いて気付いたからです。
プロチームで全員が働き続きたいわけではない。色んな経験をしてキャリアを積みたい。資格をとって病院やジムで働いてる人はサッカーやバスケに携わりたいと思ってもキャリアチェンジの機会が殆どない。独立して自分の店を持ちたいけど作ってしまうとそこから動けない。地元の地域リーグで活動したいけど、それだけだと食べていけないなど20代、30代のスポーツ業界で働く人たちの殆どが、自分の理想の働き方をしながら、キャリアを積むことに優先度を置いていること、単純に稼ぎの問題よりも働き方やキャリアについての悩みが多かったのです。
個人の時代であり、興味関心が広いスポーツ業界に限らずかもしれませんが、ずっと同じところで長く働くことは創業者などの一部の人を除いてほぼ不可能であり、何より居続けるメリットがないのです。さらに収入をあげたり、スキル経験値を上げようとするならば、当然働く環境を何度も変えないといけないのです。
私自身も一応、スポーツに携わる会社の経営をしているので人材の確保や強いチーム(組織)を作りたい、長く働いて欲しいと思うことは理解できますが、自分のやりたいことを実現したいのが普通の感情です。これを1つの組織が抱え込むのは不可能です。うちでそれ全部できるよって言われてもその立場になるまで10年以上かかるかもしれないし、確実できる保証もない。
さらに機会という意味では一般的な業界と大きく違うのはスポーツの求人、転職チャンスが突然来たりするので意思決定期間が異様に短く、リスクも大きのです。
魅力的な求人を知って、退職を会社に伝えて引き継ぎして2ヶ月後に辞めるといった時間の猶予はスポーツ界にありません。だからこそフリーランスで働きつつがマスト条件の時もあります。その人たちですら引き継ぎもできない(その機会が存在しない)こともあります。企業側からしたら代わりもいないのに1~2週間後にいなくなられるのはあまりにリスクなわけです。
このリスクを避けつつ、互いのニーズを叶える仕組みこそAscendersが提供しているAscenders Partnersというサービスなのです。働く人はフリーランスになっても多様な仕事、働き方、安定収入や挑戦的な仕事、ギグワークをして、稼げなくてもやりたい仕事を週1日はやれるようにするといった設計ができるようになります。
企業もリスクを回避したいし、事業を持続的に成長させたいが、働く側(専門人材)と企業、双方の意向が全くもってミスマッチな状態である以上、スポーツ業界全体が発展するにはハードシングスすぎることに気がつきました。
このミスマッチ状態は、給与が上がらないのも当然で、ただ給与だけじゃなく、今の20代、30代が求めている働き方を実現しないとスポーツ業界は衰退していくと思いました。正社員!内製化!長く働いて(抱え込み)は諦めてください。毎回新しい人を雇って教育してはできない、即戦力の採用は難しい、何よりノウハウを貯めて自動化しないと、、といった課題が当然でてきます。
「スポーツは儲からない」という言葉を聞いたことあると思います。おそらくそれは他の業界と比較したり、海外のスポーツ市場と比較して事実ではありますが、儲からないイメージを作っている要因は「働く人の給与が低い、継続できずに廃部や廃業をよく耳にする、ボランティア、部活(教育)古い体質のイメージ」などがあると思います。
私はスポーツ領域で起業すると決めた大学生4年の時から「なぜ儲からないのか」このような改善されない状態になっているのか、ボトルネック(全体の成果に影響する課題)になっているのは何で、どうやって解決することが最短で解消できるのかをずっと考え続けていました。実際に起業して業界で7年ほどビジネスをしてきて仮説検証を何度も繰り返してきました。
成長している市場、業界の共通項は何で、どんな仕組みができているのか。一方で、儲からない業界の共通項は何か答えは
資金が集まる仕組みと増やす仕組みがある。
働きやすい環境とキャリアアップできる仕組みがある。
儲からない業界は上記の仕組みがない。業界の特殊性や捉え方によっては例外もあるかもしれませんが、この2つが大きいです。
資金が集まる仕組みは、事業が周り、利益が生まれ、投資が増え、事業がさらに成長するサイクルができていることです。
スポーツ市場により資金が集まるにはどうしたらいいのか?例えばプロスポーツの場合「観るスポーツ」の市場なので海外と比較しても放映権による収益割合が低く、ベッティング(賭け)による収益がないので、資金が集まる仕組みが弱い事が分かります。観る人の存在がお金に変わる機会や仕組みがないことによる損失が儲からない大きな要因になっています。要するに調達する仕組みと運用する仕組みが必要になってきます。
スポーツする市場でいうとどうでしょう。様々な娯楽が増え、少子高齢化の日本は人口が減少している時点で成長するには不利な状況ではあります。スポーツの競技人口が減っていることはマイナスですが、これまで公共性が強く、教育の一貫であったりボランテイアで成り立っていた競技スポーツは民営化が進み、管理や興行も行うことで人数が減ったとしても単価が上がり今より伸びる可能性はまだあると思っています。さらに高齢者向けの運動や社会人の普段の運動活動(フィットネス)の需要は高まりつつありますのでこちらも伸びる領域です。
アジアなどで整備されておらず人口が増えてる国はまだまだスポーツ市場は伸びるので参入したいと思ってます。
スポーツは伸びる余地=儲かるキャパがまだまだ存在するのにも関わらず、それが長年実現できていない最大の要因は、機会の損失と持続可能な仕組みがないことです。そして、スポーツが儲かるために、働きやすい環境整備とキャリアアップ仕組み作りの重要性に気づいてる人は業界内でも圧倒的に少ないと思います。個人的には調達の仕組みの側面で考えてる人沢山います。
働きやすい環境というのはチームや企業が「うちは労働環境や評価制度を整えてる」と言ったとしても、それはそれで重要なんですが、それは企業側の都合でしかなく、働く側のキャリアの指向性において、そこで長く働き続けるにはなりません。
さらに働く人が増える仕組みがないと、そもそも成長するわけがありません。離脱も避ける必要があります。成長市場は環境や仕組み整備が早く、市場規模が大きいほど様々な企業が参入してスピードが上がります。成長産業であるIT業界ではエンジニアやデザイナー、マーケッターなどリモートワークできるフリーランスが数百万人という人材がいます。SESやSIer、クラウドソーシングサービス、フリーランスや専門人材の育成サービスなど、整備されています。これは当然、需要が高まってるからです。成長市場であるIT業界を停滞させないためにも必要だからです。
※ニーズがあるから始める企業が多い、稼げるから働く人が増えてるという見方も当然ありますが、スポーツは当てはまらない要素があります。SESやSIer、クラウドソーシングサービスをそのまんま取り入れても思ったようには行きません。
スポーツビジネスの多くがオンライン化も進むがリアルな体験価値が大きく、人に依存するビジネスモデルが多く存在します。弊社もあらゆる仕組みをデジタルに移行してますが、最も価値が生まれる瞬間はリアルな接点でお金が動きます。オンラインの500円に抵抗があり、リアルの5000円を支払う決断が早く、金額が高いほど満足度も高いのです。
さて、これ以上詳細に話すとさらに長くなるので今度詳細を、音声で録っておきます。たぶん2時間くらい話せます。
なぜ、Ascendersが今のサービスを始めたのかまとめると、働く側(専門人材)と企業(仕事を依頼する側)の求めている条件が双方で合わないからです。言い方を悪くすると、双方の都合(我儘に近い感情)がミスマッチな以上、スポーツ業界が成長しないと思ったからです。感情を大事にしつつ効率化される仕組みが必要です。
もし市場にお金が増えて、給与が上がったら多少は改善されるかもしれませんが、現状それも難しい状況です。問題点は双方の求めている条件が給与だけの問題ではなく働き方であるという点とどっちが先かという点です。「人が先か、お金が先か」スポーツ事業が成長するには人に依存するビジネスモデルが多いのとお金生み出すのが人である以上、優先すべきは『人』です。
Ascendersのクライアントである企業、チーム、アスリートの現在の状況とビジョンによって、最適な『人』は変わってきます。そしてプロセス、成長ステージによって『人』のタイプも変わり、資金や人側の要求、抱える課題も変わっていきます。
市場のタイミングと最適な人がいて、あとはノウハウさえあればスポーツ事業の成功確率が上がります。実際にコロナで右肩上がりの成長をしている例はあります。持続可能な組織と人が確保し続けることができればスポーツ市場は成長します。これができないから多くの企業が苦しみます。時代の変化に適応する力こそ求められます。
現状のスポーツ事業をしているクライアントの課題を上げると大きく2つで、人材の問題か集客の問題です。教育に時間も資金もかけれない。社員の勤続年数が短い(離職率が高い)。求人力、採用力が足りない。ターゲットが明確じゃない。新規リピート率がそもそも低い。ターゲットに刺さっていないなど。
人材の紹介しかクライアントが望んでなくて、人材を紹介することが最適な解決策である場合、ただ紹介すれば良いと思うかもしれません。実際はそれではクライアントの2つの課題(人材と集客)を全く解決できていないことに気づいたのは2019年、当時提供していたMERCIという求人サービスを提供して気がつきました。殆どの企業はスポーツ事業においては人を採用したからといって課題の解決はしていないと確信したからです。
社員に依存せず、あらゆるスポーツ事業の課題解決をし、持続可能な仕組みを作るべく、専門人材をプラットフォーム上に集め社内にノウハウとデータが溜まるようにクライアントのスポーツ事業のアウトソーシング、共同運営、BPOを請け負うサービスを提供し、それを横展開することで働く側と企業側のニーズに応えるサービスを提供しようと思いつきました。
Ascenders Partnersが2021年6月にスタートし、コロナ禍で業界が大変な状況にも関わらずいくつもの成功例をつくることができました。APを活用したアウトソーシングにはクライアントにとって大きなメリットは4つあります。
この4つは人材の問題、集客の問題を解決するにあたって重要になってきます。結局、集客の方法論や求人サービスを使ったからといって解決しません。そもそもスポーツ事業をしている企業自体がスポーツではない事業がメインであり、シナジー目的や役員のご縁から始めたものも沢山あるのでアウトソーシングと相性が良かったりもします。
同業種の他の企業のデータや成功事例を分析し、ノウハウとして体系化することで、他は上手く行ってるのに、うちは上手くいっていないというパターンをなくし、キーマンがいなくなってノウハウごと消えたりお客を失ったりするのを防ぐ意味でも弊社にアウトソーシングするメリットがあります。
成功事例の母数を増やさない限り、業界全体の成長はありえません。あとは持続可能でなければ、成長しません。
なぜに関しては書きたいことが山ほどあります。市場分析や市場規模について、エクイティファイナンスする理由、IPO目指す理由なども詳細に書きたいです。
この分野においては私はまだ30歳ですが、日本一考察して、市場の理解と解決への仕組みを考え実行してる自負があります。もちろん他の意見、考えも知りたいの是非ディスカッションしましょう。
これで正直50%くらいです。最終ゴールや目的もまだここでは書けていませんし、文章にするとやはりすごい量なので今度詳細をテーマで区切って音声で録って残したいなと思います。
読んで下さりありがとうございました!
Ascenders株式会社のHPです。4月から採用もしてます。APのパートナー(スポーツ専門人材)も募集中ですので気軽に問い合わせ下さい。