精神と物質
おはようございます!
立花隆さんは
「精神と物質」を著しました。
立花さんのテーマ設定は、
ものごとの境界線です。
有罪と無罪の際。
地球と宇宙の際。
生と死の際。
精神と物質もそうです。
神経細胞は物質から成り立ちますが、
どこからか精神活動、
心の世界に入っていきます。
その境界線はどうなっているのかを
解像度を上げて解明していきます。
刺激的な視点です。
*
文化と文明という設定もあります。
文化は精神、心の世界。
文明は物質の世界。
心の豊かさをとるか?
物の豊かさをとるか?
などと自問するときがあります。
経済が豊かでなくても、
そこの人々の笑顔が
とてもチャーミングな土地も
あります。
しかし、
物質的な豊かさを知ってしまった私は
とてもその世界に
入ってはいけそうもありません。
亡き父はよく言っていました。
「お前は恵まれているなあ
(だからそんなことが言えるのだ)」
心か物かと問われれば、
両方としか私には答えられません。
ただ、死ぬ時を思うと、
心の方に少し傾きます。
戦争で亡くなる方、
自死で亡くなる方の話に触れると
そのような気分になります。
今日もよろしくお願いします。
安島