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男性の看護師

おはようございます!
 
男性看護師とじっくり話しました。
 
私と同年代で、
大病院グループの看護部長を
歴任してきた方です。
 
私の第一の関心事は、
病院の中で最大勢力である
看護部の女性軍団を
男性がどう統べるのか?
でした。
 
女性の看護部長でも
なかなか苦労が多いポジションです。
 
彼は、そのことには直接触れず、
ご自身の経験を語られました。
 
学校を卒業して、
すぐに看護師として
働き始めたそうです。
 
しかし、その頃は、
男性看護師はほとんどいなく、
病院も、看護部門も、
どう扱ってよいかがわからず、
ガラスの壁だらけだったようです。
 
着替える場所も、仮眠の場所も
いちいち特別仕様でした。
 
看護師としては新人なので、
一人前になるために
学ぶべきことだらけでしたが、
それを学ぶという前に、
その壁を乗り越えなければならず、
焦りもありました。
 
そうした中、40歳代の看護師長が、
男女の分け隔てなく接してくれて、
その方に導かれるように
キャリアアップの道が開けていったそうです。
 

 
男女雇用機会均等法が
1986年に施行され、
男性社会の中に、
女性が踏み込み始めました。
 
その苦労話はたくさん聞いてきました。
しかし、その裏では、
逆の男女雇用機会均等の道を
切り開いていた人がいたのかと
感慨深く聞きました。
 
ここにも、
メジャーリーグへの道を切り開いた
野茂英雄さんのような人がいたのです。
 
尊敬します。
 
その方は、優しいし雰囲気で、
とてもロジカルな方でした。
 
そうして、
看護部の大集団を統べるのだ
と知りました。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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