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思い定めることの表裏

おはようございます!

とても好きなジャーナリストの方が
いらっしゃいました。

とても柔らかな物腰の方ですが、
権力に対してきちんとものをいうスタンスが
印象的でした。

その方の論説は、かなりの分量を読みこなしました。
ただ、最近は、ほとんど読むことはなくなりました。

何となくそうなったのですが、
最近、その理由がわかった気がしました。

その方は、
年齢を重ねシニアと言われる領域になるに従い、
主張することをある領域に定めたのだと思います。

残りの職業人生を何にささげるのかと考え
そうされたのだと思います。

日本の問題はここであり、
そこに対して一定の物を残すことが
自分の人生だと思い定めたのだと拝察します。

ただ、その時点から、
その方の主張は変わらなくなりました。
どのようなタイトルの論説であっても、
結論や主張はほぼ同じになりました。

結論や主張に関しても、
正しいと信じられていて、
何のためらいも感じさせない
ものになりました。

その方が思い定めれば定めるほど、
私の心は離れていったと言えます。

金づちを持つ人は、
すべてのものが釘に見える
という言葉を思い出すこともありました。

私自身の職業人生を進めるにあたり、
良く考えてみるべきことだと思いました。

今日もよろしくお願いします。

安島

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