すべてのことはコインの裏表
おはようございます!
ニュースのコメントが気になります。
昨日は、人手不足の問題を取り上げ
皆さんが深刻な顔をして
議論していました。
労働人口が減っていくグラフを示し、
困ったとして、
数が減るから生産性を上げるべきだとか、
生産性の良い企業へ人を移すべきだとか、
倒産を恐れるべきでない
とか様々な意見がありました。
ただ気になったのは、
人手不足なら、
給料が上がるので楽しみです
という意見がなかったことです。
あったかもしれませんが、
大半の議論は人手不足の負の側面
に関することでした。
労働者の40%近くが非正規雇用者です。
この方々の処遇改善も見込めると、
なお良しです。
こうした物事の片面を取り上げる論調は、
随所に見られます。
円安もそうです。
円安で困ったといいますが、
輸入企業は仕入れ値が上がって困りますが、
輸出企業は安く販売できるので
チャンスです。
日本の株高も
もろ手を挙げて喜ぶ論調が多いです。
バブル以来の高値と興奮気味です。
しかし、「バブル以来」ということは、
今まさにバブっているのではないか
と疑ってかかるのが
大人ではないでしょうか。
物事にコインの裏表があることは
誰もが知っているはずなのに、
どうしてなのでしょう。
今日もよろしくお願いします。
安島