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木を切り倒す(続)

おはようございます。

やはり事故が起きました。

家の前の樹齢300年はあろうかという
大きな樹を開発のために切り倒しています。

クレーン車が一週間いても終わらない
それだけ大きな樹です。

そして、昨日は、
大きな木の枝をぶら下げて
下ろそうとしていたクレーン車が、
その枝の重さに耐えかねて、
倒れてしまいました。

近所の建物には接触せずに済みましたが、
夜にはもっと大きなクレーン車が来て、
倒れたクレーン車を立て直そうとしていました。

しかし、
倒れたクレーン車の長い手の部分が
曲がってしまい収納できず、
溶接で切り落としていました。

木を切っていたら、
クレーン車の手を切ることに
なってしまいました。

木のことを考えるとやるせませんが、
工事の社長の気持ちもやるせないでしょう。

近所の人が遠巻きにして、
同じことを口にします。

「木の神様が怒った」

場所は変わりますが、
環八沿いの街路樹でも、
ヘルメットをかぶった人たちが、
木を切っています。

電線に木がまとわりついて、
危険だからとはじめは
枝を落としていましたが、
間に合わなくなって、
幹を横にスパッと切っています。

おそらく、初めは
小さな苗木を街路樹として
植えたのでしょう。
自然を愛してのことです。
しかし、木は成長を続けます。
人間の丁度良い高さで成長を止めるなど
木にはできません。

日本人は自然をめでて、
人の暮らしと調和させる
庭の技術があるのですから、
これからでもよいので
取り入れていきたいものです。

今日もよろしくお願いします。

安島

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