創意工夫はエンドレス
おはようございます!
調剤薬局で待たされるとイラっとします。
体調が悪いので、できるだけ早く帰りたい。
お薬手帳は?などと聞かれると面倒なので、
持ってくるの忘れたと言ってしまいます。
服薬指導も早く切り上げてほしい。
ある調剤薬局の社長は、
調剤室をガラス張りにして、
調剤室の一番奥の壁まで見えるように
改装しました。
その理由を説明するのに、
彼はラーメン屋さんの説明を始めました。
ラーメン屋さんで、
早く出してくれというクレームは
ほとんどありません。
それは、カウンター越しに
調理をしているのが見えるからです。
あれは自分のどんぶりだな、
麺をゆで始めたぞ、スープが入ったぞ、
卵が乗せられたからもうすぐだ、
よし来たっ!
とその過程が見えるからだと言います。
それを調剤薬局に持ち込んで
透明な調剤室にしたのです。
あらゆる客商売に転用できる考え方で、
とても感心しました。
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さて、アマゾンが調剤薬局に参入し、
薬は自宅に届けられることになります。
合理的に考えたら、調剤薬局は日本に一つ
大きな工場があれば済むことになります。
オンライン服薬指導もできるだけ早く
済ませてほしいと思われるでしょう。
6万件以上ある薬局や
32万人以上いる薬剤師は
どうなるのでしょう。
創意工夫はエンドレスです。
今日もよろしくお願いします。
安島