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藪の中

おはようございます!
 
芥川龍之介の「藪の中」
という小説があります。
 
一つの事件をめぐって、
目撃者と当事者の数人が証言しますが、
それぞれの証言が矛盾し錯綜するために
真相解明することが難しいという話です。
 
ネットの情報を見ていると、
この「藪の中」を思い出します。
一つの事象に、本当に多くの見方がある
と知らされます。
それも時々刻々と変わります。
 
キュレーションという
編集機能がありますが、
どのサイトも同質化していく印象を
持ちます。
人は同じものを求める本能がある
のではないかと思わされるほどです。
 
自分が見たくないサイトを
定期的に見ておかないと
自分の立ち位置が相対的にどこにあるのか
がわからなくなってしまいます。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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