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ちょうどよい独創性

おはようございます!
 
無性に野菜が食べたくなったりします。
 
野菜不足で身体が欲しているのでしょう。
 
アイスクリームが食べたくて
仕方がないときもあります。
それも、身体が甘さを欲しているのです。
 
同じように、一度読み始めたら、
これだ、これなんだよと止められない本に
であうときがあります。
 
今の私は、
千葉雅也さんの「勉強の哲学」
がそれです。
 
言葉はある環境の中で使われるものであり、
その環境が変わると
同じ言葉でも使われ方が違ったり、
意味が違ったりするのです。
 
だから、
ある組織でよく使われている言葉は
何を意味しているのかを
よく調べるべきだし、
その言葉や意味がその組織の本質を
表していることがよくあります。
 
更には、自分たちを変えるには、
自分たちの環境からその言葉を遊離させ、
抽象化させて、旅に出て、
他の意味で使われる別の環境に触れてみる
ことも一つです。
 
何十年もやってきた
経営コンサルタントにとって、
自分の職業人生を
解き明かしてくれるような
内容が続きます。
 

 
そうなんだよ、そうなんだよと
うなずきながら読んでいます。
 
ただ、没頭すれば没頭するほど、
自分がヘンであり、
人より変わっていることを
突き付けられます。
 
このような訳の分からない本に、
淫してしまう自分は、
とてもではないが、普通の人からしたら、
何を言っているかわからないだろう
と思うのです。
 
そういう自分が、
病院経営で色々なことを
職員の人にやってもらっているのです。
 
浮いているだろうなぁ
宇宙人に見えるだろうなぁ
面従腹背なんだろうなぁ
と反省するのです。
 
変人だとしても
普通の人と言葉が交わせるような
常識を手に入れたい。
 
しかし、普通の常識などに
独創性は見いだせず、
価値を感じません。
 
世間はちょうどよいくらいに
独創的であって欲しいのです。
 
都合のよい独創性が欲しいのです。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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