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高齢化、そして独居

おはようございます!
 
入院する時、病院から色々聞かれます。
 
何人でお住まいですか?
同居の方は何歳ですか?
病気をされていますか?
お子さんは何人ですか?
一番近くに住んでいるのは誰ですか?
その方の電話番号は?
等など
 
これは、退院できるかどうか
の確認をしているのです。
 
病気がひと段落した時に
帰ることができる環境が
整っているかどうかの確認です。
 
一人暮らしだと
自立した生活ができなければ
退院できません。
 
面倒をみられる同居人が入れば
戻ることが簡単ですが、いなければ、
訪問看護や施設を
選定しなければならなくなり、
退院を早めに準備することになります。
 
高齢化対応はすでに病院では日常です。
今は独居の方をどうするかが課題です。
 
75歳以上に占める独居の割合は、
20年で22%、50年には29%に増える
と発表されました。
 

 
私が入院した時もそれを感じました。
 
男性部屋ですが、
カバン一つ自分一人で入院してきて、
一人で退院していく人ばかりでした。
 
奥様がお見舞いに来ているのは
一人だけでした。
 
みなが独身かどうかはわかりませんが、
一人で暮らしていくという習慣が
高齢男性にも浸透しつつあると感じました。
 
それはそれで、自立心が高く
好ましいことだと思います。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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