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小さなことでも、大きなこと

おはようございます!
 
「そんなことで?!」
と思うことがあります。
 
昔、
中国に会社の事務所をつくりにいった
二人がいました。
 
中国市場は初めての市場で
右も左もわかりません。
 
二人は20歳代の若者で、
将来を見据えて中国に進出すべきだ
との意見を持っていました。
 
意見だけではなく、
具体的に計画書を出して
正式に経営層に提案してもいました。
 
1回目の計画書では納得が得られず、
1年後に改めて再提案し、
よしやってみようという合意を得ました。
 
二人で現地に飛びました。
お客さんがいないにもかかわらず、
採用では面白い仕事があると語り、
コンサルタントがいないにもかかわらず、
営業ではよいメンバーがそろっています
と胸を張ったことでしょう。
 
まさしく創業です。
 
しかし、
そんな二人が仲たがいをしている
とのうわさを耳にしました。
 
それも、どちらかが会社を辞める
というのっぴきならない状況のようです。
 
何が起きたのかと直接一人に聞きました。
 
二人は、中国に骨をうずめようと
誓い合ったそうです。
 
その最中、街の英会話教室に通っている
相棒を見てしまったそうです。
 
中国に骨をうずめるのならば、中国語です。
英語を習っているということは、
万が一に備えているとしか思えない。
裏切りだと彼には映ったそうです。
 
それが根底にあり、
細かなことでぎくしゃくとし、
引き返せないところまで
来てしまったのです。
 

 
私は世話になった創業者に、
言われていました。
「教えてもらった飲み屋に
一人で行くときは、
一言断ってから行け。
そんなことから
人間関係にはひびが入るのだ」
 
創業者に言われたときは、
そんなこともあるのかと
聞き置いていましたが、
中国に行った二人に
その話をしておけばよかった
と後悔しきりでした。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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