遠隔診療の可能性と限界
おはようございます。
遠隔医療のメリットはいくつかあります。
一番は医療へのアクセス向上でしょう。
ちょっと気になったら、
スマホに症状を入力して
AI診断を受けます。
相手は機械ですから、
患者さんにとって気軽ですし、
医師の人手が足りなくなることもありません。
AI診断でもう少し詳しくとなったら、
オンライン診療です。
患者さんは病院に行かなくて手軽です。
お医者さんも病院に行かずにできるので
手軽です。
オンライン診療でもう少し詳しくとなったら、
病院での直接診療です。
ここからはこれまでと同じです。
AI診断では、
膨大な症例から学習していきます。
若い人を対象として、
ひとつの病気を見つけるのはできそうですが、
複数の慢性疾患を持つ高齢者の診断は
難しそうです。
オンライン診療では、
物理的に分散している多くの患者さんと
多くのお医者さんのやりとりですので、
品質のマネジメントが大切です。
そして一番難しそうなのが、
最初のAI診断にたどり着けない
患者さんと家族でしょう。
精神的あるいは肉体的に外に出られず、
医療にアクセスできない人は多いものです。
引きこもりと言われているだけでも
100万人を超えると言われます。
経済的な問題でアクセスできない人もいます。
こうした患者さんや家族は
疲れ切っている場合が多く、
電話一本かける気力が
残っていない場合があります。
こうした方には、
こちらからアプローチしたり、
子供の時からこうした医療があることを
学校で学んでもらうことでしょう。
今日もよろしくお願いします。
安島
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