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プライドの取扱説明書

おはようございます!
 
外部にレセプトの点検をしてもらいました。
 
レセプトとは、
お医者さんが書いたカルテを見て、
お医者さんが行った診療に基づき、
料金を計算した請求書です。
 
せっかく行った診療を
カルテに書き洩らしたり、
書いていても見落としたら、
病院は大損です。
 
しかしこれが簡単ではありません。
一つ一つの医療行為に
国が値段を決めるのですが、
百科事典のような分厚い料金表に
なっています。
 
1-2年おきに改定されるのですが、
そのたびに百科事典は書き換えられ、
その解読のためのセミナーが
盛況となるくらいです。
 
ですから、
きちんと請求書が作成されているかを
院内の人だけではなく、
外部の人に見てもらうのです。
 
しかし、これも慣れてないと大変です。
 
院内で担当していた人は、
仕事にプライド持ち、
続けてきたわけですから、
他人に評価されるのは気分が悪いものです。
 
けれども、そうしておかないと、
自分の常識が世間の常識とずれてしまう
可能性があります。
 
ですからプライドは捨てて、
外の眼を入れなければなりません。
 
ただ、プライドは
仕事をしていく上で
必要です。
 
プライドがあるから、
仕事の質が上がるのです。
 
ですからそれを捨てようとは言えません。
 
私は、
「プライドはいったん横に置く」
と表現するようになりました。
 
学びは、
「プライドをいったん横に置く」
と進みます。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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