礼儀作法はなぜ大切か?
おはようございます!
ネクタイをしろと
アメリカ人に教わりました。
1984年、バブルの直前に
私は社会人になりました。
アメリカの
経営戦略コンサルティング会社に
入社しました。
外資系だぜ!
実力主義だぜ!
給料もいいぜ!
と勇んでいました。
そんな私に
アメリカ人の上司、
Paul Catholicは、
真夏で暑いのに、
ネクタイをしろ、ジャケットを着ろ
とうるさくいいました。
面倒なことを言うなと
顔に出ていたのでしょう、
Paulに怒られました。
「わが社は日本では無名だ。
お前はただの一年生だ。
身なりぐらいきちんとしていなくては、
疑われて仕事にならない」
それから、どんなに暑くても、
訪問先のビルの前に着くと、
ネクタイをし、
ジャケットを着てから
中に入るようになりました。
*
人に会うとき、お辞儀をするのは、
戦のならわしだとも教わりました。
自分はあなたの敵でないということを
分かってもらうために
遠くからお辞儀をするのだと。
敵を減らさなければ、戦には勝てない。
仕事も同じだと。
*
外資系に入って、
経営コンサルタントになって、
このようなことをアメリカ人から教わる
とは思ってもいませんでした。
私は恵まれていました。
今日もよろしくお願いします。
安島