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医療アプリも自分で使ってみなければわからない

おはようございます!
 
今回の入院前に私は、
AIヘルスケアアプリ
を使いました。
 
半年前は下腹部のふくらみが気になり、
ヘンだと眺めているだけでした。
 
ある日、乳がんのシコリからの連想で
何かのがんではないかと思い始めました。
 
それならば早くしなければならないと
AIヘルスケアアプリを使い始めたのです。
 
調べ始めると鼠経ヘルニアとでます。
脱腸です。
 
私は、「そうじゃないんだ、
がんかもしれないと心配しているのに、
脱腸だなんて。なんでわかってくれないの」
とイライラしました。
 
経営コンサルティングで、
AIヘルスケアアプリの
手伝いをしていたにもかかわらずです。
 
他のアプリを試したり、
日にちを変えて入力してみたりと
あがきましたが、結果は同じです。
 
埒が明かない、
病院への紹介状を手にしよう
とクリニックを調べ始めました。
 
これもアプリを駆使して調べ、
オンライン予約をとり、オンライン問診に
症状と考えを詳しく書き込みました。
 
クリニックの先生は、
触診をした瞬間にこれは鼠経ヘルニアで
手術をする病院を紹介しましょうとなり、
驚きました。
 
「アプリ、結構、使える!」と。
 
コンサルタントとして
良いアプリですねなどと言いますが、
自分のことになると全く信じないのです。
しかも、それは間違った思い込みなのです。
 
紹介先は、
普段から自分の症例を集めている
ある病院をお願いし、
早速電話しようとHPを開きました。
 
すると、
予約の方はこちらからと
アプリを紹介しています。
そのアプリは、
私の仕事仲間が心血を注ぎこみ
作って、売っているものでした。
「ここで君に出会うとは思わなかったよ」
と喜びながら予約し、
問診表に入力しました。
 

 
アプリの中には、
健康保険証が入っている
マイナンバーカードを登録しませんか
と問いかけるものもありました。
 
「ははーん。こうして患者を囲い込むのか」
と自分もかかわってきた手法に
疑いの目を向けました。
 
これが使う側の正直な気持ちなのでしょう。
 

 
ということで、
仕事で良きものとしてかかわってきた
AIヘルスケアアプリを
患者の立場で使ってみると、
どれだけ疑うのかを実感しました。
 
自分でやってみなければわからない!
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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