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ジョブ型組織は丁寧に論じたい

おはようございます!
 
人生は自分1人のものではない。
 
養老孟子さんがそう話されています。
 
それは子供たちの自死の問い
にもつながります。
自分1人のものだとすると、
自分の人生をどうするかは
自分の勝手でしょ?
そう問われて言葉を失うことになります。
 
アウシュビッツに閉じ込められた人が、
生きる意味は外部にあると言ったそうです。
生きる意味は自分一人では見出しにくい。
周りの人との関わりのなかで
生きる意味を見出すことができる。
 
人との関わりです。
 
家族であり、
一緒に暮らしている人
との関わりです。
 

 
最近、ジョブ型組織をつくれと言われます。
自分のすべきことを組織に売り、
その評価を受けて対価を得る。
組織は求める要件を明示し、
それを満たす人に対価を払う。
そうして、個人と組織のマッチングを図り、
新陳代謝をすすめます。
日本はそうでないから
ダメなのだと言われます。
共同体組織だからかダメだ
といわれます。

私はそこにダウトなのです。
 
24時間のうちおそらく
家族といるのと同じくらいの
時間とエネルギーを
仕事に費やしているでしょう。
それだけ時間とエネルギーを使えば、
共同体的な意識が芽生えて当たり前です。
 
そこに情が入り込んでこない人とは
どのような人なのでしょう。
そのような人と
私は付き合いたくありません。
 
私にとって仕事仲間は共同体です。
簡単に、切ったり貼ったりできるもの
ではありません。
 
ましてや、新自由主義の考え方の下、
非正規職員が40%近くを占める
ようになりました。
 
ジョブ型は十分すぎるほど
進んだのではないでしょうか?

そのデメリットも目につくように
なってきているのではないでしょうか?
 
ジョブ型余地が残っているとすれば、
非正規職員を使っている大企業でしょう。
 
そのあたりを細かく腑分けして
ジョブ型は論じたい。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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