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99%の人間は「心からやりたいこと」は見つからない

みなさん、こんにちは。
鷹斗です。

転職の思考法という本を読み、思うところがあるので書きます。
下記が転職の思考法で記載されている、to do型とbeing型に関する記述です。

人間には「何をするか」に重きをおくto do型の人間と、「どんな人でありたいか、どんな状態でありたいか」を重視するbeing型の人間がいる。
そして99%の人間はbeing型である。
だから、「心からやりたいこと」がなくても悲観する必要はまったくない。

転職の思考法(北野唯我著 ダイヤモンド社刊)より引用

上記によれば、1%のto do型の人間しか、「心からやりたいこと」は見つけられないようです。
そして世に溢れている成功哲学はto do型の人間が書いたものの為、多くのbeing型の人間が「心からやりたいこと」という幻想を追い求めて彷徨うそうです。
余談ですが僕はto do型の人間として、スティーブ・ジョブズ、堀江貴文、本田圭佑などが思い浮かびました(笑)

個人的な話になりますが、僕はこの自分が「心からやりたいこと」を探そうとして、でも見つけられなくて、長い間かなり悩んでいました。

ですがこの本で著者にbeing型の人間は心からやりたいことは見つけなくていいと言われ、少し救われた気がしました。

現代では働き方にしろ結婚にしろ、何でも多様性なるものが声高に叫ばれるリベラルな社会になりました。
ですがリベラルな社会では多大な選択肢の中から自分の意思で望むものを選び取る必要がある為、僕のような「心からやりたいこと」がないbeing型の人間にとって、現代は疲弊してしまう社会なのかもしれません。

尚転職の思考法の中で、being型の人間でも「ある程度やりたいこと」は必ず見つかると書かれています。
下記が紹介されているBeing型の人間が好きなことを見つける方法2点です。

① 他の人から上手だと言われるが「自分ではピンと来ないもの」から探す方法
② 普段の仕事の中で「全くストレスを感じないこと」から探す方法

僕の場合、①に関しては前職の話になりますが、「鷹斗さんは文章を書くのが上手い」とパートのおばさまに褒めて頂いたことがあります。
自分では全く自覚がないのですが、たしかに小4の時に授業の一環で書いた作文で表彰され、それが県の冊子?に掲載されたことがあります。
ちなみにこれは僕が人生で唯一表彰された経験です(笑)

②に関しては、業務内で英語でメールを書いたり英語の学習をすることは、他人との比較で考えれば、ストレスを感じにくいのかもしれません。(英語の翻訳業務はストレスフルですが笑)
また仕事上での指示待ちは良くないとよく言われますが、マーケティングに関連する業務は、指示待ちではなく自分でも無意識のうちに能動的に動いている気がします。
一方で、例えば営業の新規開拓に関連する業務は、指示待ちになってしまっていることが多いかもしれません(笑)
また普段の業務の中で逆にストレスを感じることを考えると、初対面、または関係性があまり出来ていない人と話すことでしょうか(笑)
上記をまとめると営業よりマーケティングに適性があるのかもしれません。

長くなってしまいましたが、99%のbeing型の人間は、「心からやりたいこと」は見つからないかもしれませんが、「ある程度やりたいこと」はきっと見つかります。
上記の転職の思考法で紹介されていた2つの方法で探してみる、または逆に「自分がやりたくないこと」について考えてみると、ある程度やりたいことが見えてくるかもしれません。

おしまい

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