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食の6次産業化の実践ポイント(ブランディング戦略)

食の6次産業化の実践ポイント(ブランディング戦略)

農家と一緒に取り組んでいる商品開発の適切なアプローチとユーザーエクスペリエンスを考えてみた。

①市場ニーズの理解
・開発する商品が、購入者に受け入れられるかどうか
・ニーズや世の中のトレンドを理解する
・ターゲットのウォンツを把握
・類似商品をリサーチして差別化できるポイントを探る
②コンセプトの明確化
・商品のユニークなところやコンセプトを明確にする
・購入してくれる方にどんな価値を提供できるか
・地域固有のものか、こだわりの作り方かどうか特性を活かす(独自性)
・地域特性や文化を活かしたブランドストーリーを作る=ユーザーとの感情的なつながりを創出する
③生産性の最適化
・生産プロセスを効率化(生産コスト)
・品質を保持する方法(安全・安心な食)
・限られた資源で最大効果を検討(効率的な生産システム)
④継続的なブランディング
・マーケティング戦略を展開し商品認知度を高める
・商品や作り手、地域などの特色を活かしたパッケージやストーリーテリング
・製品のイメージと価値を定着
・ロゴ、デザイン、広告キャンペーンなど、一貫したメッセージを伝える
⑤情報発信の強化
・SNS、ブログ、プレスリリースなど様々なメディアを活用
・商品情報を定期的に更新し続ける
・イベントやプロモーションで積極的に情報を発信
・ユーザー接点を増やす:対話を重視し、声に耳を傾ける
⑥ターゲット層の明確化
・商品を購入する可能性の高いターゲット層を明確にする
・ターゲットに合わせたマーケティング戦略を構築
・ライフスタイルや価値観に合った製品を開発
⑦パートナーシップの構築
・地元のレストランやカフェ、小売店との連携を図る
・新しい販売チャネルの開拓し共同プロモーション
・都心のビジネスと連携し、相互に補完し合う関係を築く(販路開拓)
⑧品質管理の徹底
・製造から販売までの一貫した品質を保証する
・品質管理=ブランド信頼の基盤
⑨顧客フィードバックの活用
・ユーザーからのフィードバックを積極的に収集
・フィードバックから改善アイデアを収集し満足度を向上させる
・直接コミュニケーションを通じ信頼関係を築く
⑩持続可能性への配慮
・生産プロセスにおいて環境への配慮を重視した持続可能な商品を開発
・地元社会や環境に配慮した商品の価値を消費者に伝え信頼を得る(ブランド化)

地元の作り手と一緒に、新たな商品を開発し、ユーザーと共に新しい価値を創っていきたいと思います。

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