子ども達が自分にあった学びの場を選べると良いのになぁ〜⁉️きのくに子どもの村の教育を読んで
ドキュメンタリー映画「夢見る小学校」の冒頭、子ども達が大工仕事をするのを観て、事故でも起きたらどうするんだろう危ないなぁといった感想を抱いた。
しかし、映画の終盤、楽しそうにプロジェクトに取り組む子ども達を観ていると、そんな考えは吹っ飛び、感動のあまり涙が溢れ出る自分がいた😂
こんな学校だっら、毎日が楽しく、学校に行きたくなっちゃうだろうなぁ〜と思えた。
もっと「きのくに子どもの村学園」のことが知りたいと思い手に取った本である。
きのくに子ども村学園には、宿題がない、チャイムがない、普通の学校のような国語・算数・理科・社会などの授業がない、同年齢のクラス分けがない。ナイナイづくしの学園である。
この学校の授業のコアは、プロジェクトである。
子ども達は、自分の興味でプロジェクトを選び、年間を通して大工仕事、農業、演劇などといったプロジェクトごとに異年齢クラスをつくり、みんなで話し合い、協力しあい、よく考え、大人顔負けの仕事を成し遂げる。
さらに、このプロジェクトを通して生きるために必要な読み書き算盤を自ら学び、普通の学校と学力差もない。
しかも、学習指導要領に沿っていて、一条校というから驚きだ❣️
子ども達は毎日を自由に伸び伸び過ごし、ミーティングと呼ばれる話し合いで子供も大人(この学校では先生と言わずに大人と言い、ニックネームor名前で呼んでいる)も平等にルールを決め、大人達は子どもの自由を守るため責任を負い、全面的に協力している。
巷では、これから答えのない時代がくると言われている。すると、この学校の核であるプロジェクトによる学びは、ますます必要になってくるだろう。
ただ残念なことに、この学校は、全国に5地域にしかない。
できれば、全国の子ども達が、自分に合った学ぶ場や、学ぶ手法を自由に選べるようになると良いのなぁ〜と、つくづく思えた🤗
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?