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非認知能力って、子供にどうやれば身に着けさせることできるの⁉️非認知能力を伸ばすコツを読んで

最近、非認知能力って言葉をよく聞くし、生きていくのにも必要不可欠と聞くけど、そもそも非認知能力ってなに⁉️ 

非認知能力とは、数値化できない能力とされ、意欲、楽観性、自制心、自信、思いやり、コミュニケーション力などのことを言うらしい。

一方、認知能力とは、数値化できる能力とされ、読み、書き、そろばん、知能指数、英語力、体力などを言う。つまり、学校での勉強を指す。

えっ、そうすると、非認知能力って、そもそも生きていく中で自然と身に着けるものであって、強制的に身に着けることができなくないといった疑問がわいてくる。

しかし、ちょっと、立ち止まって考えてみると、今の学校教育って非認知能力を身に着けることを妨げているんじゃないといった考えがわいてくる。

非認知能力は、大人のヤラサレ感満載では身につかない。自らが身に着けたいと思ったとき、はじめて身につくのだ。

さらに言うと、遊びの中で、もっと遊びたいといった意欲、もう直ぐ晩御飯だから名残惜しいけど家に帰ろうかといった自制心、○○君一人で公園の端っこにいるから一緒に遊ぼうと誘う思いやり、さらには多くの友達と接することで身につくコミュニケーション力など、遊びの中から非認知能力は身につくのだ。

学校では認知能力の詰め込みに忙しく、子供たちは認知能力の暗記に忙しい。それは学校の中だけでなく、学校が終わってからも宿題や、塾に忙しく、遊ぶ時間がない。これでは、非認知能力を身に着けることができない。

最近、メンタルの不調を訴える大人が増えているし、低年齢化もしている。これも、非認知能力を身に着けることができない教育システムに起因しているのかもしれないと感じた。

この本では、非認知能力を伸ばすための方法が記されている。非認知能力を身に着ける過程においてフィードバックすることによって気付きを与え(レンズ)、自らが非認知能力を身に着けようとするために動機付けを行い(ギミック)、身に着けた非認知能力を評価してあげる(アセスメント)。

これからの時代は、ほとんどの仕事がAIがやってくれるようになると言われている。しかし、AIを作り出したり、AIを使うのは人である。

つまり、AIが認知能力の部分を代わりにやってくれて、人が非認知能力でもってAIができないことをやっていく時代になるのだろう。

非認知能力って、重要じゃないといった結論に至った。


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