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海外協力隊の意義とは。

こんにちは〜!

タイトルの通り、海外協力隊の意義について、考えを纏めておこうと思います。

海外協力隊の意義とはズバリ、「コスパ最高の外交政策」だと考えます!!!
世界各国に無給(生活費のみ)で日本人を派遣します。
書類選考&面接があるので、専門的な知識や経験を持つ人、聡明な人も多くいるでしょう。
国家の戦略として考えれば、各国に派遣した隊員の中から、誰かしらがインパクトのある功績を残してくれれば、日本国のイメージ向上に繋がり、とてもありがたい訳だと思います。

尤も、協力隊員に求められることは、各国各地のコミュニティで現地の人と関わりながら生活することでしょう。
ローカルなコミュニティベース(草の根)から親日の方を増やしていくことで、親日国を世界中に増やすことが一番の目的だと思います。
仮に世界大戦が始まった時に、資源が決して豊富ではない日本は、友好的な国を多く押さえておく必要があります。
(最近また本当に物騒や世界になりましたね…。自分が徴兵される未来なんて考えたく無いです。)

現状として、私が派遣されているソロモン諸島では親中派の首相が現政権を握っています。首相をはじめ、国家の超上層部が中国政府から賄賂を受け取ることで買収されており、中国の言いなりになりつつあります。(中国は目に見えて大洋州に拠点を作りたい。アメリカは慌ててソロモンに大使館を再設置。)
政治の腐敗が現在のソロモンでは深刻な課題です。日本大使館も外務省から苦言を呈されることがあるようで大変そうです。(“中国に出し抜かれるな”と。)

ソロモンでの日本の支援は無償資金協力が殆どで、現地の要求に寄り添った支援が進められていると感じます。(空港や港湾、病院、橋梁、幹線道路の建設。)
研修を実施したり、環境保護に努めたり、日本文化を伝える企画をしたりと心のこもった支援が日本が誇る持ち味だと僕は思います。
日本政府には日本のカラーを出しながら、スマートな外交を進めて欲しいです!!!

纏めると、
⚫︎我々、海外協力隊が現地のコミュニティベースで日本のイメージアップに努める。
→選挙にて親日派の首相の得票数が増える。
→政権交代。
→友好的な関係を築きながら更なる支援を継続。
▶︎結果として、日本の国際競争力を高めることに繋がる。
という訳で、1番最初の小さいステップを担っているのが海外協力隊だと思います。

「何で無償での海外協力なんかに日本はお金使うんや??」って言われること、聞かれることがありますが、最初に言った通り、海外協力隊の意義はコスパ最高の外交政策であり、日本の国際競争力を高めることに一役買っていると思うので、大目に見てください😊

自分も自分のできることを頑張ります!

以上。

※一歩引いた視点で書いてみましたが、国際協力に対する個人の心の持ち様もいつかは書いてみたいと思います。

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