正しい食欲を取り戻そう
メシ狂い界隈でたまに話題になるフレーズの一つに「負の食欲」というものがある。
これは簡単に言ってしまえば「旨いものはいくらでも腹に入る」という事である。逆の「まずいものはお腹がいっぱいなって食べられなくなる」という現象を考えてもらえば、話はわかりやすいかもしれない。
実際、本当にすごいレストランにいくと、つい食べさせられ過ぎてしまう。モダンフレンチだと前菜からメインまで10皿ぐらいは出てくるのだが、一皿一皿の量が普通の定食ぐらいあるだなんて事もある。
ここまでいかずとも、寿司なんかはみんなメチャクチャ食べている。小さな子供でも回転寿司なら10皿20皿ぐらい普通に平らげたりするが、これが同量の白米とお刺身定食だと、普通に修羅場である。
このように、世の中には”必要以上に美味しく食べさせる技術”というものがあるのである。
デブにさせられている?
これらはレストランでの食わせ方や料理事態の技術的なものだが、実は世の中にはこういう美味しく食べさせてくれるという技術を悪用したものがある。
この技術は本当にヒッソリと流布しているので多くの人は無自覚なのだが、実は現代社会におけるデブ製造機そのものだと言っても過言ではない。
その正体とは何か。それは…
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