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安中市高別当地区のどんど焼きに参加してきました!

こんにちは、安中市地域おこし協力隊の髙杉です!

年始に高別当地区で行われた「どんど焼き」に参加してきました。準備から設営、当日の行事まで関わることで、地域コミュニティの温かさや伝統行事の魅力を再発見した一日でした。

どんど焼きとは?

どんど焼きは、お正月飾りやお守りを焚き上げる日本の伝統行事です。この火にあたると一年の無病息災が叶うとされ、焼いた餅や団子を食べることで健康や学業成就を祈ります。

また、お正月の神様を見送る役割も果たしており、地域ごとにその形式や習慣が異なるのも興味深いところです。

高別当地区でもこのどんど焼きが毎年開催され、地域の皆さんが力を合わせて運営しています。準備段階から地域のつながりを深める素敵な行事でした。

地元メンバーと進めた準備

信和会のメンバーで制作した道祖神

どんど焼きの準備は年始からスタートしました。信和会という高別当地区の地元コミュニティでは、会長を中心に、多くのメンバーで道祖神を制作しました。これはどんど焼きのシンボルとも言える存在で、正月飾りと共に焚き上げられます。

前日にはテントの設営や機材の運搬を行いましたが、高別当には職人さんたちが多いおかげで、力持ちのメンバーが重たい資材を軽々と運んでいました。皆さんマッチョでパワフルすぎる笑

多くの人が協力してくれたおかげで、設営作業は約1時間で完了。手際の良さにあっぱれでした。

どんど焼き当日

どんど焼き当日は、行事の安全を守るため、消防車も待機するという万全の体制。火を囲む行事ならではの緊張感と安心感がありました。

信和会と育成会の皆さんは朝早くから集合し最後の準備をし、9時には区長さんの挨拶が行われ、どんど焼きが始まります。

地元の年男・年女の子どもたちが火をつけ、道祖神がゆっくりと燃え上がる姿を見守りました。埼玉の地元では見かけなかった行事なので、地域による違いを体感できたのも楽しい経験でした。

また、久しぶりに見た繭玉の飾り付けも、心を和ませるものでした。これを焚き上げる瞬間はまさに壮観。炎の勢いが伝統の重みを象徴しているようでした。

育成会の皆さんの活躍

前日から当日にかけては、育成会の皆さんも大活躍されていました。早朝から豚汁やお餅の準備、飲み物の用意、参加者への振る舞いまで、フル稼働でサポートされていました。

その温かい振る舞いのおかげで、どんど焼き当日には参加者が楽しい時間を過ごすことができました。育成会のみなさん、美味しい食べ物や飲み物をありがとうございました!

豚汁もお餅も全部美味しかった

最後に

準備は体力的にも大変でしたが、地域の皆さんと一緒に作業するのは楽しく、充実感がありました。

それと同時に、地元の方から「どんど焼きに参加するなんて小さい頃以来だ」と聞き、こうした伝統行事が次第に忘れられつつある現実に少し寂しさを覚えました。

最後はみんなで消火作業

僕自身も子どもの頃以来、地元のお祭りには行っていなかったため、どんど焼きを通じてノスタルジーを感じていました。

伝統行事を守り続ける地域の皆さんの努力に敬意を表しつつ、来年もぜひ参加したいと思います。

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