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永続きする夫婦とはなにか

先日Twitterで衝撃的なツイートをみてしまった。


とあるインフルエンサーが昨今流行りの起業女子に向けてアンケートをとっていたのだがその結果に衝撃を受けたのだ。



そのアンケートは【自分の収入が旦那の収入を越えれば、離婚しますか?】というもの



結果はほとんどの女性が”離婚する”という選択をしたのである。



匿名性のSNSだし、アンケートをとった相手が偏ったところもあるのだが、冗談だとしてもこの結果は世の中の男性にとって非常に耳の痛い話である。



というのも以前にも書いたのだが、現状、私の稼ぎは妻の稼ぎより少ない。


では私は明日にでも妻に離婚届けを突き出されるのではないかと、不安な日々を送っているかといえばそうではない。


今日も手を繋ぎながら街に繰り出し、カフェで読書に浸ったが妻は終始ご機嫌の様子だった。

逆にどれだけどキツイ喧嘩をしても、別れるといった話題になったことはない。

少なくとも私の認識している限りでは、妻にそのような雰囲気は感じられない。(もちろん妻の本音は違う可能性もある)



ではなにが夫婦という形を永続きさせるのかというとシンプルで相手の求めているものを与え続けるのである。


マズローの欲求段階説みたいな話になるが、その人によってニーズは異なる。

ざっくり分けると、安定が欲しい人、名声や権力が欲しい人、愛や繋がりが欲しい人、成長や貢献感を感じたい人と分かれる。



安定が欲しい人はパートナーに経済性や心身の健全さというものを求める

名声や権力が欲しい人はパートナーの社会的地位を気にしたり、ブランドものをねだったりする

愛や繋がりが欲しい人は、常にパートナーと同じ空間、同じ体験、同じ気持ちを分かち合うことを求める。

成長や貢献を感じたい人は、変化を好みつつもお互いに独立した関係性を求める。



よくドラマのなかの夫婦の会話で旦那が

「毎月、充分すぎるほどの収入を家に入れているではないか。

これ以上いったい何が望みなんだ?」

みたいなことを言って

「違うの、私はただ、あなたと一緒に過ごしたいだけなのよ」

みたいなことを妻が言う。


これは相手の求めているものを勘違いしているということだ。



私が夫婦として円満の形を保っていられるのが、妻が安定や名声、社会的地位を求めていなかったところである。

じゃあ、ずっと同じものを与えられていれば安心だな〜と高を括っていられるかと言われればそうではない。



なぜかというと人の欲求は変化するからである。

いくら好きな食べ物でも同じものを食べ続けると飽きるのと一緒で、人の価値観は変化する。

付き合いたてのカップルだった時は刺激を楽しんでいたが、結婚したら、毎日の安定した関係性を楽しんでいるのだ。



つまり、妻の欲求が変化し、私に経済的安定や社会性を求めるようになったら私にとっては一種の警告のようなものである。



今するべきことはその時がくるまでに、相手が求めているものを与えられる自分になることである。


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