外構のお話し(門柱どうする?③)㉔
昨日は、門柱を大きく分けて、
二つのタイプについてお話ししました。
仕上げ等が自由になる、通常の門柱と
いろんな機能が集約した機能門柱。
どちらがいいということでもなくて、
何をしたいのかによって、いずれがいいか
違ってきますよ。
そんなお話しでした。
今日は、その中でも、機能門柱について、
選定の時に気を付けるといいポイントを
いくつかご紹介しようと思います。
機能門柱は、先日お話しした通り、
表札、インターフォン、ポストや宅配ボックスを
コンパクトに集約した門柱のことです。
よく見かけるタイプは、こんな感じなのかな
って思います。
考え方としては、一つの柱や状のものに、
各パーツを張り付けていく感じ。
コンパクトだし、機能は満たしているし。
一つの選択肢ではあります。
少し冷静に眺めてみると。
各々のパーツの大きさのこともあって、
幅も奥行もバラバラな要素をただ集めた感じに
見える方もいるのではないかと思います。
もし、そんなふうに見える方の場合、
「もっとスッキリしたい!」
なんて思いますよね、きっと。
その点を意識すると、少し違うタイプが
あるんです。
例えば、こちら。
なんだかスッキリに見えませんか?
色がブラックになっただけじゃないですよ(笑)
門型のようなフレームがあって、
その内側に、各パーツが同じ幅で、
納まっていますよね。
正面から見ると、一つの塊に見えるので、
かなりスッキリした見え方をします。
モダンなデザインの外観であれば、
こういった形にすると、とても相性がよさそうです。
ただ。
もし、側面からよく見える場所に設置する場合は、
少し注意が必要かもしれません。
幅は揃えていますが、奥行はバラバラなので、
側面から見ると、凸凹してますから。
それはいや。
もっとスッキリさせたいんです!
なんて方がいるかもしれません。
だったら、門柱なしにしましょう。
なんて冗談ですよ(笑)
実は、発売されて以来、スッキリした機能門柱として
とても人気のあるものがあります。
それはこちら。
スッキリとしたハコの中に各パーツが組み込まれていて、
全く凹凸がないので、超ミニマルなデザインなんです。
実際、幅も奥行もコンパクトで、スマート。
ハコ型のデザインの家でしたら、相性は抜群です。
ただし。。
宅配ボックスをできるだけ大きくしたい!
という方には、物足りないかもしれません。
その場合は、二つ目にご紹介したタイプで、
側面が見えない工夫をするといいですよ。
すごくたくさんのデザインがある機能門柱。
大きく分けて、デザインの傾向をご紹介しました。
参考にしてくださいね。
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