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外構のお話し(門柱どうする?①)㉒

昨日は、敷地境界に設置したりする
フェンスについてお話ししました。

本気で目隠しフェンスにするのであれば、
これを気にした方がいいですよ。
そんな内容でした。

今日は、外構のお話しの中でも、
方針に迷う方の多い内容となります。

何かというと。。

門柱についてです。

門柱自体のデザインのこともあるのですが、
その前段階が大事なんです。

そもそも。門柱って。
インターフォンや表札、ポストや
最近では、宅配ボックスを設置したもの。

道路から家までのアプローチのどこかに
設置するのが一般的です。

だったら、標準的な場所でいいよ。
なんて言っちゃだめですよ。

これ。
二つの側面から考えないといけません。

一つは。
どこまで他人が敷地に入っていいのかです。

郵便局や宅配業者、営業の方なんかは、
門柱まではアクセスしますよね。

もし。玄関のすぐ近くに門柱設置したら、
そこまでは、入ってくるわけです。

その間、ただのアプローチだといいのですが、
例えば、駐車場なんかがあるとどうでしょう?

車に傷付いたりしたら嫌だし。。
そもそも、家の近くまで来てほしくないかも。

プライバシー重視の方の場合は、門柱を
道路際に設置したりします。

そうすれば、許可した人のみ敷地内に入れる。
そんな設定にできますので。

だったら、道路際でいいんじゃない?
って思われたかもしれません。

それが二つ目のポイント。

道路際にポストや宅配ボックスがあると、
雨の日に、手紙や荷物を取りに行く場合
どう思いますか?

いやいや。
面倒だなって思いますよね。

特に、梅雨時期を想像してもらうと
実感していただけるのではないかと思います。

傘さして、いくことになりますから。

もし、玄関周りに門柱があったら。。
屋根が掛かっていれば、濡れずに、
モノの取り出しなんかができますよね。

その辺踏まえて計画していればいいのですが、
建物と外構を別で考えたりしていると、
うまく出来上がらないことも。。

なので。
設計当初から、どこまで人を入れるのか?
を考えて、設定しておくと安心ですね。

ということで。
明日は、門柱自体のお話しをしていきます。

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