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家の中の建具について⑦

さて。
昨日までは、室内の戸について、
いろいろとお話ししてきました。

いくつか開き方があって、一長一短があります。
どんな風にしたいのか、暮らしをイメージしながら、
決めていくことをオススメしました。

ということで、話が終わったのか。
と思いつつ、もう少し続いていきますよ。

今日は、戸の開き勝手でなく、
戸自体のデザイン等を選定していくためのお話しとなります。

戸って、どんな風にセレクトしていくと思いますか?

その昔は、建具屋さんが製作していたりしたのですが、
ここ最近は、主要メーカーの出してる既製品が主流です。

パナソニック、リクシル、ダイケン、永大、NODAなどなど。
いろんな色柄やデザインを規格品として用意しています。

木目に見える戸の多くは、木目のシートを張ったもの。

かなりリアルなことと、手触りもそれなりなので、
知らない方であれば、本物と思ってしまうかもしれません。

私が独立したころは、メーカーの既製品っていうと。。
あまり高級な印象はなくて、いかにも!という感じでした。

ただ。
最近は、プリント技術の向上のおかげで、
かなりなリアリティになってきてますね。

それに。
シートなので、汚れが付着しにくいですし、
付着しても、ササっとふき取れるのもいい。

といいつつも。
シートなので、あまり鋭利なモノがぶつかると剥離したり、
経年で端部からはがれてくる可能性は、ありますね。

それでも、何か故意にしなければ、よほどないかなと。

それと。
戸のデザインについて。

何も装飾のない、プレーンなデザインもあれば、
輸入建材のような框組のデザインとか
スリット窓の入ったタイプとか、いろいろあります。

各社のサイトでご覧いただくと、イメージ広がりやすいと思います。

ちなみに。
メーカーで違いがあるんですか?と聞かれそうです。

各社いずれも採用したことはありますが、
基本的な機能は、共通していますし、デザインや
ベースとなる木目なんかは、さほど差はありません。

少し特殊な色があったり、少しデザインが工夫されていたり。
その程度でしょうか。

なので。
どこでセレクトいただいても、あまり差がないかもしれません。
直観で気に入ったメーカーでいいかもしれませんね。


ということで。
主要メーカーでいろいろとセレクトすること。
それが、まずは、一番シンプルな決め方かなと思います。

それ以外については、明日以降でお話ししますね。

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