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家が完成するまでの適正な期間って?③

昨日は、家が完成するまでの期間として、
工事にどれくらい必要になりそうか?
についてお話しました。

早くできてほしい気持ちはあるとしても
職人たちが極端に急がされないよう、
適切な工期で工事をしたいところです。

今日のお話は、設計にかかる期間について。

大きくわけてふたつのお話がありますので
順次進めていきますね。

まずは、間取りとか外観等を決めること。

おおよその人は、設計をスタートする前に、
家づくりへの要望を伝えた後に、
何らか計画案は提案してもらっています。

なので。スタート時点では、
間取りとか外観デザインと概算金額までは
わかっているのかなと思います。

その提案が気に入ってるからこそ、
そのパートナーと家づくりを始めるはず。

もし、その計画案で大満足していて、
これをつくりたい!と思っているのであれば、
設計の大きなプロセスをクリアできます。

実際、計画内容がほとんど変わらずに、
そのまま実現したなんてことは、稀ですが
経験はあります。

でも。
ほとんどの方は、間取りを眺めてみて、
要望が変化していきます。

先日、その変化って自然だし大事ですよ
という話はしましたよね。

それまで、ボヤっとしていた要望があって、
それを設計士がカタチとして提案したとして、
図面を見てイメージしてみたら。。

もっとこうしたいのかもしれないって、
気が付いたりします。

例えば。

洗面や脱衣から、ファミクロへアクセスできる。

洗濯した物を収納したり、お風呂に入る時に
服の出し入れがしやすいので便利。
そんな風に思っていたとしましょう。

そもそも、今の仮住まいでは、やむなく
ユニットバスや洗面スペースで物干してるので
そこからファミクロに行けると合理的だと。

でも。
新居では、南側の日当たりいい場所にある
室内物干しで、洗濯物を干す予定。

しかも。
脱衣にもしっかり収納を用意してくれたので、
下着とか普段着くらいは収納できちゃう。

だったら。
洗濯物を干す場所の近くに、ファミクロの方が
便利なのかもしれない。

換気しているとはいえ、浴室や脱衣の蒸気が
ファミクロにいくのが嫌かも。。

そんなふうにね。
具体的な間取りを見たからこその気づきなんです。

プロが考えて提案した内容だからといって、
パーフェクトなわけではないですから。

長くなってしまったので、明日に続きます。

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